【第2拝】第38番札所「金剛福寺」
【第2拝】第38番札所「金剛福寺」
平成20年8月12日 14:15
第37番札所「岩本寺」を後にして、第38番札所「金剛福寺」へ向かいます。
県道381号線を東進。国道56号線の南進を始めます。ここから先が長距離なことは覚悟しています。
道なりに進行しますが、アップダウン、カーブも多く2桁ナンバーの国道にしては…走りにくいと言って過言はないでしょう。
と、言っても…きっとバイパスなんかは造らないでしょうね。
高速道路も、わたしが生きているうちに建設が届くことか…。
国道56号線は南進ばかりでなく、足摺岬の形に添うように伸びます。
途中、道の駅、民宿、ホテルなども多く見かけることができ、歩き遍路も少しの苦労で…宿に辿り着く可能性があるのではないでしょうか。
第1拝の時には、急いでいましたので気がつきませんでしたが、改めて見ると…歩きでも何とかなるような気がしてきます。

さて、国道56号線は長らく続きます。
昼食によろしい時間になったので、昼食にします。
食べられるところ見つかったら御の字で、走行を続けます。
時に12時15分。食堂を見つけます。
珍しく昼時に昼食です。
すみやかに、左ウィンカーを出して駐車場へ。
セルフサービスの店ですが、なかなか美味かったです。

昼食後に走行を再開です。
国道56号線から離れ、県道20号線を南進します。
四万十大橋を渡り、Uターンに近いループを走行すると、国道321号線に合流します。
前回は、早朝このあたりで記念撮影をした記憶があります。四万十川の河口付近。
ここからが、また長い。
歩き遍路を多く見かけます。
「南無大師遍照金剛」と、ご宝号を唱え、追い抜いてしまった遍路の方々の無事と安全を祈ります。
この猛暑の中、いかな重い思いで…。
さらに、国道321号線を南進します。
とにかく、国道321号線を南進です。
ここが、歩きでも車でも1番にキツいのかな?よく似た景色が延々と続くような気がします。
県道27号線を経由、県道348号線(足摺スカイライン)を走行します。
ワインディングロード、とにかくハンドルは右へ左へと忙しいです。
これまた、足摺スカイラインが長い。
道幅もあり、カーブ等の標識は多々ありますが、特に風光明媚なわけじゃなし…。
走っていて楽しい道ではありますが…少々の退屈します。最短距離を選択しようとすると、足摺スカイラインの走行になるのでしょうか?
足摺スカイラインを走りきるか?走りきっていないか?
記憶の通りに、視界が太平洋に向かって開けます。
まさに「来たー!」と言う感じです。そして、思わず「来たー!」と叫んでしまいました。アスキーアートは略。
車遍路でさえ、到着に際しては感動しますので、この長い遍路道を完歩して到着した歩き遍路の感動はどんなものでしょう。

しばし、海浜に添って走行すると間もなく札所のある雰囲気です。
岩本寺さんより約90Kmを昼食休憩も含めて3時間ほどで到着です。
土佐清水市足摺岬の第38番札所「金剛福寺」です。
…歩けば3日間はかかるのでしょうね。
大いに混雑しています。車も多いけど、人も多い。
目につく駐車場は満車の状態で、路上駐車まで出ている始末です。
最徐行で1往復ほどしてみます。
おや?
ちょうど1台が駐車場から出そうです。
近くまで寄って、1台分が空くことを待ち構えます。
このタイミング。日頃の行いがよいのかな?その割には、岩本寺さんでは雨に降られましたけど。


山門前の石柱前で、到着記念撮影に難儀します。
ちょうど見かけた、3人組の…娘さんにカメラをお願いしてしまいます。
我ながら、いい根性してきたと思います。
石柱がキレイに写真に収まるには、あいだに混雑する道を挟んでいたので少々の無理がありました。
ましてや、道行く人にカメラを預けての状況。あんまり確実を望むのも厳しいところ。
デジカメは、ズーム気味にして娘さんに渡しました。
結果、なかなかのものです。
良い記念になりました。


さて、山門を過ぎて仁王門です。
セルフ撮影で色々を試みてみますが…ダメです。
その時、声がかかります。
「写真で苦労してますなぁ!撮ってあげますよ!」初老のご夫婦、ご主人より声がかかります。
安心してカメラを預けます。
…アクシデントもあり、何度か撮り直しをお願いしますが、バッチリ収まります。

お馴染みの「亀の石像」も健在です。
やはり、写真に納めておかないと…。
ガイドブックでも、この「亀の石像」の写真を入れてるの多いですね。
本堂へ参拝です。
これまでと同様に読経します。
汗がポタポタ落ちます。
遠くでカメラのシャッター音が聞こえます。
あら?そう言うことでしたら、フル装備で来ましたのに…。今日は少々の略装です。
せめて、網代笠、金剛杖でも持っていれば…。
本堂から大師堂へ向かう時に、カメラのシャッター音の主と出会います。
「撮ってさし上げますよ?」声をかけます。
「いえいえ、そんな…めっそうもない」予想外の答えが返ってきます。
お互い、挨拶をして別れます。


大師堂へ参拝です。
本日の最後の読経のつもりで、気合いを入れて読みます。
ふと、後ろの方向からシャッターを切る音が聞こえます。
撮っていただくのは結構なのですが…。
今日は軽装な遍路なので、少し恥ずかしく思います。
いや、決して「格好から入る」ではないのです。
撮影者の方も、重装備の遍路の方が迫力が出てよろしいでしょう?
納経所へ向かいます。
壮年の男性より、納経の印、朱印と筆をいただきます。
「岩本寺さんの近くは雨だった」「照ったら暑い」ぐらいの軽い話題が続きます。


納経所を後にして、仁王門で一礼、退出します。
続いて、足摺岬展望台へ向かいます。
猫さんは見かけませんね。あまりにも暑いから、どこか涼しいところで伸びているのかな?
とりあえず、ありがちな到着の記念撮影をします。
ここで、困ったことにデジカメの電池が切れます。
最後の1枚。

携帯でも撮りましたが、やはり物が違います。
デジカメの電池は重要です。
宿で充電を忘れたのが惜しまれる。
さて。
デジカメの電池も切れましたし、行動可能な残り時間も無くなってきました。
第39番札所「延光寺」は次回にさせていただこうか…どうしようか悩みます。
区切りは悪くなります。「修行の道場」土佐は高知の札所が、1ヶ所だけ残ってしまいます。まぁ、四国最南端の金剛福寺さんを打てたので「ヨシ」としますか。
時に15時35分。第38番札所「金剛福寺」を後にして、帰路につきます。
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