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2008.07.20

第2拝、28日目スタートです。

 限りなく快晴に近い、たいへん良い天気。
 世間並みに3連休になりましたので、3ヶ月ぶりの遍路に出ます。
 インターネットで見る天気予報は微妙です。降水確率も低くなくて少し不安。

 平成20年7月19日。
 第2拝、28日目としてスタートです。

 少し早めの7時過ぎに起床。もっとも仕事に行く時は、もっと早いのですが。
 毎度のごとく段取りもよろしく。前日に必要なことは済ませてあります。
 しかし、距離を知りたる油断からか…モタモタしていたら8時ごろ出発準備完了です。
 まだ想定の範囲内。

 今回は、「菩薩の道場」伊予は愛媛の第52番札所「大山寺」から、第53番札所「円明寺」、そして第60番札所「横峰寺」を順拝の予定です。
 「歩き」を期待された方、ごめんなさい。
 なにぶん遠方の霊場なので…深い山間部も予想され、ゆったりしたスケジュールで宿泊も予定の上、「車」で行ってきます。

 この区間、大山寺さんから円明寺さんは、平成17年の第51番札所「石手寺」からの歩き遍路で、逆打ちしたので順拝できていません。いわゆる「区切りが悪かった」ところです。
 同じく、横峰寺さんは、平成18年の第55番札所「南光坊」からの歩き遍路で、スケジュールの問題で順拝できていません。失礼して飛ばしてしまったところです。
 この、打っていない札所へ赴きます。

 8時42分。徳島インターチェンジから続いて料金所と通過します。
 徳島自動車道を一気に走ります。こういう時は一人での行動は楽と言うか…好都合です。
 トイレとか食事の都合は、自分で適当にできるからです
 例えば、思いがけず強行軍になったら、同乗者は大変ですよ。

 ETCのウェブも便利になりました。流入時刻も出るようになりました。以前から流出時刻は表示されていたので、距離が分かれば平均時速も出てきますね。
 …これって?交通取り締まりに使えるのでは?

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 9時40分。池田パーキングエリアです。
 毎度のこと思いますが、徳島県西部も近くなりました。

 適当に…。
 タバコ吸って。
 トイレ行って。

 まさに、パーキングエリアとして利用させていただきます。
 まだまだ余裕。

 一気に走行も、一人だと楽ですね。
 同行者のトイレとか、ノドの渇きを気にしなくて良いですから。

 池田パーキングエリアから、見渡せる範囲を見ると…雲が多いです。
 山間部の天候は、不順で先がどうなるか分かりません。

 川之江東ジャンクションから、川之江ジャンクションを通過します。
 これより、松山自動車道です。

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 時に10時30分。
 石鎚山ハイウェイオアシスです。小雨を確認します。
 ちょっと早めの昼食を摂ります。これ以後でバタバタしても難がありますので、食べられる時に食べておきます。
 「ぶっかけ冷うどん」です。「冷凍うどん」から見る間に調理される様に見入ります。

 久々の、石鎚山ハイウェイオアシスなので…しばし散策します。
 ところが、喫煙コーナーから空を見ていると唐突に「ザー」と大雨になります。
 数分ほど違ったら、大ごとでした。小雨になるまで待ちます。
 ふと先行きが不安になります。

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 松山自動車道、本線へ戻って西進を続けます。
 なんだ?少し走れば、道路は全然濡れていません。石鎚山ハイウェイオアシスの近辺だけ大雨だったのでしょうか?
 時に、11時34分。松山自動車道、松山インターチェンジより流出します。

 その後、国道56号線、国道196号線、国道437号線、県道183号線と経由して…本日最初の目的地…第52番札所「大山寺」へ到着です。
 きっと、このルートが迷わなくてよろしいかと。
 懐かしいような…見覚えがあるなぁ。前回からは4年近くになるのかな?

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2008.07.21

【第2拝】第52番札所「太山寺」

【第2拝】第52番札所「太山寺」
平成20年7月19日 12:12

 松山自動車道より流出して、県道183号線を北進します。
 県道より左折して、細い路地へ入ります。

 程なく、松山市太山寺町の第52番札所「太山寺」です。
 まさに四国の東端から西端までの走行です。
 徳島からは遠かった…。

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 駐車場に到着するまでに、仁王門を大きく通り過ぎてしまいましたので、1度は徒歩で仁王門まで戻って一礼後入り直します。
 しかし、広大な境内です。
 山が丸ごと寺院のようです。

 民家も多い参道に沿って、本堂を目指します。
 途中、歩き遍路と思われる青年と出会います。挨拶を交わして離れます。
 この猛暑の時期にも歩き遍路はおられるようです。お疲れ様です。

 参道を突き当たったところで、右手へ石段です。
 本堂は、すぐ近くにありました。
 久々にたくさん歩いたので、大汗をかいています。
 手洗い鉢で顔まで洗ってしまいます。

 呼吸も落ち着いたところで、石段を登ります。石段を登り切ると「三の門」です。
 愛媛県最大と言われる本堂が、整えられた石畳の向こうに見えます。
 左手に少し石段を登ると大師堂です。
 広大な境内は、さらに広く感じます。

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 本堂へ参拝です。
 さすがに大きな本堂です。
 本日、最初のお参りなので気合いを入れて読経します。

 続いて、大師堂へ参拝です。
 登りの石段で歩みが一緒になった、ほかのお遍路さんと挨拶とともに言葉を交わします。
 「こんにちは!暑いねぇ!」
 もう、お約束のようです。

 しばしの散策です。
 本堂があまりにも大きいので、上手に写真に納められません。
 無い頭を使って考えます。

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 石段を下り、長い参道を戻って納経所へ向かいます。
 納経所が、これまた立派で…ある意味の感動を覚えます。
 …札所って儲かるんですね?

 納経所では、若い女性より筆と朱印、納経の印をいただきます。
 ついでに「しばしの涼」も得られて幸いです。

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 駐車場まで戻ってきます。
 これがまた、車が暖まっていて…暑いのなんの。
 しばし空気が入れ替わるまで、エアコン最大運転、窓は全開で様子を見ます。
 遍路ノートは、この時に記しました。

 時に13時10分。第52番札所「太山寺」を後にして、第53番札所「円明寺」へ向かいます。

【第1拝】第52番札所「太山寺」

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2008.07.23

【第2拝】第53番札所「円明寺」

【第2拝】第53番札所「円明寺」
平成20年7月19日 13:25

 第52番札所「太山寺」を後にして、第53番札所「円明寺」へ向かいます。
 県道183号線を東北に進行します。路地が細くなってくると…程なく太山寺さんより約2Kmを15分ほどで到着です。

 特に迷う地点もなく、順調な往路です。思えば道がキレイになったかな?
 松山市和気町の第53番札所「円明寺」です。

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 さて、駐車場へと思うと、見れば…ほぼ満車の状態です。
 団体さんの大型バスまで駐まっています。これは困りました。
 こういう時は、路肩等の他車の通行の邪魔にならないところで停車して、待機すればよろしいです。見る見る、潮が引くように駐車場に空きができます。
 安心して、駐めやすいところで駐車します。

 落ち着いたところで、車外へ出ると暑い。。。
 猛暑日の1番暑い時間帯の到着ですから仕方ないです。じっとしていても大汗をかきます。

 団体さんとは入れ替わりになったようです。
 徐々に人影は少なくなっていきます。
 すれ違う人々「暑いねぇ!」が挨拶代わりのようです。

 大きな一眼レフを持っていたり、ムービーを方々へ向けている…カメラマンお願いできそうな人は何人か残っています。
 やはり、カメラを持っている方のほうが頼みやすいです。

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 歩き遍路と思われる青年が、ベンチに腰をかけて、熱心に地図を調べています。
 わたしも、歩き遍路で出ている時は同じような雰囲気を出しているのかな?相通じるものがあって話しかけようかとも思いましたが、お邪魔をしてもいけないような感じがしましたので控えておきます。
 ふと思い出します。順打ちだと…この次は大変なんだよなぁ。

 中門をくぐり、本堂へ参拝です。
 ほかのお遍路さんもいるところに、特に緊張もせず…いつもと同じ手順でお参りします。

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 特に混雑もなく、大師堂へ参拝です。
 見知らぬオジサンが、しきりに誘導するかのように手を振り、声を出していますが…内容は良く分かりません。
 気にせず、お参りします。

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 納経所へ向かいます。
 一歩、足を踏み入れたとたん「あぁ涼しい!」と、思わず声を出してしまいます。一服の涼を得ます。
 初老の男性より筆と朱印、納経の印をいただきます。

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 駐車場まで戻ってきます。通りをはさんで反対側なので近いものです。
 予想通り、車が暖まっていて…暑い。しばし空気が入れ替わるまで、エアコン最大運転、窓は全開で様子を見ます。
 やはり、遍路ノートは、この時に記しました。

 時に14時10分。第53番札所「円明寺」を後にして、思うところあって第48番札所「西林寺」へ向かいます。

【第1拝】第53番札所「円明寺」

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2008.07.24

所用で第48番札所「西林寺」へ

所用で第48番札所「西林寺」へ
平成20年7月19日 14:55

 第53番札所「円明寺」を後にして、思うところあって第48番札所「西林寺」へ向かいます。
 この「思うところ」は追々に語ります。

 県道184号線を南進、国道196号線をさらに南進、松山南環状線を東進、短いながらも国道33号線を経由、国道11号線へ合流し南東へ走行します。
 国道11号線が東進を始めると、すぐに右折し路地へ入ります。路線バスも通るような道なので、何か大きな設備があるのでしょう。

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 県道40号線の南進を始めると、程なく懐かしい風景が広がります。
 約17Kmを45分ほどで到着です。
 松山市高井町の第48番札所「西林寺」です。

 通常、こういう打ち方…例えば53番さんから「間が無くて」48番さん直で…はしないのです。
 細かく書きましたが、データとしては大きな意味はなさそうです。

 団体さんの大きなバスと、鉢合わせです。
 大きな問題は無いでしょう。

 さて、この「思うところ」です。
 当時、第2拝のブログには記していませんが、「御影」が朱肉で汚れていました。
 これも個性と思って甘受するつもりでしたが…。
 せっかく近くを通るので、ものは試し交換を申し出てみようと。

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 ひとまず、納経所へ向かいます。
 事情を説明します。
 「申し訳ありません。帰宅してから気がついたのですが…御影が朱肉で汚れていまして…取り替えをお願いできましたら。」恐縮しながら。
 納経所の方、曰く「1枚50円です。」とのこと。

 ちょっと、ビックリしたところ。
 「お取り替えなら代金は結構ですよ?今日の納経はよろしいのですか?」と、御影を2枚準備されています。
 「今日は、取り替えだけでお願いします…。」2枚のうち、1枚をお返しします。もちろん、件の朱肉のついた御影もお返しします。
 これまでブログには記していませんが、気になっていたポイントは解決しました。

 お礼を申し上げて、納経所を後にします。
 せっかく近くまで来たのなら、不都合があれば伝えてみるものです。
 ただ、どこの札所でも通用するかは定かでありません。

 大師堂は再建中です。
 次回に訪れる時には、きっと真新しいのでしょう。

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 ついでですので、「記憶に残る猫」を捜します。
 …いません。暑いので、陰でお昼寝でもしてるのかな?
 残念。

 時に15時10分。第48番札所「西林寺」を後にして、泊地へ向かいます。

【第2拝】第48番札所「西林寺」

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東温市で宿泊。

 第48番札所「西林寺」を後にして、泊地へ向かいます。
 ちょっと時間が早いような気もしますが、今日のノルマは果たしたので…このまま宿に入ります。

 県道193号線を東進、松山刑務所前交差点を通過します。
 目的地はもうすぐ近くです。

 カーナビの案内が終了したところで、注意して目標物を探します。
 最徐行で駐車場へ。今晩一夜をお世話になる宿泊施設はすぐ見つかります。

 西林寺さんより約7Kmを20分ほどで到着です。15時30分にチェックインします。
 東温市見奈良の「見奈良天然温泉 利楽」です。
 http://www.lesp.co.jp/riraku/

 これまで、当ブログでは「何処の宿に泊まった」までは書いていませんでした。書いても「某市で宿泊。」ぐらいで留めていました。
 他意はないのですが、お遍路のブログでお店の宣伝をするのもいかがなものかと…。

 今回は、あまりにも気に入ったので、当ブログでもドーンと紹介してしまいます。
 若干、遍路のルートから離れているのは難点ですが、設備から雰囲気から申し分ありません。
 松山市で宿泊するなら、道後が真っ先に思い浮かびますが、東温市まで足を伸ばしてみるのも一興でしょう。
 JR松山駅、道後からの定期運行バスもあるそうです。

 天然温泉の大きな露天風呂、レストラン、カラオケや麻雀で遊ぶところ、ギャラリー、当然のことながら宿泊設備まで揃っています。
 「レスパスシティ」の広大なショッピングモールと相まって、このエリアだけでレジャーの全てが賄えてしまいそうです。

 「中・四国最大級の本格的なアウトレットモール」のキャッチコピーは伊達ではありません。
 全てを楽しもうと思ったら、1泊では足りないかも?
 …ちょっと、物見遊山が入ってきましたね。

 さて、チェックインを済ませたら…すぐ客室へ向かいます。
 客室では、まず丁寧に輪袈裟を降ろしてハンガーにかけます。白衣もシワが残らないようにハンガーにかけます。
 平服に戻りました。今日の遍路はココまでです。

 入浴を食前にするか?食後にするか?ちょっと悩んでしまいます。
 知人にメールをしてみます。すぐに返信があって「入浴は食前」で決定します。
 さっそく入浴の準備をして、大浴場へ向かいます。

 久々の温泉でウキウキします。
 まず頭と体を洗って、今日1日の汗と埃を落とします。
 いよいよ温泉タイムです。こういう施設は色んな種類の温泉があるものです。片端から入っていきます。
 ついでにサウナも行っておこう。水風呂はやめておこう…。
 ウロウロしていると、1時間ぐらいすぐに過ぎてしまいます。

 ひとしきり堪能したところで、温泉タイムは終わりです。
 脱衣場で身なりを整え、髪もとかし付けておきます。
 気がつけば、17時をだいぶん過ぎています。少し慌てます。

 客室に戻ったところ、ちょうど知人よりメールです。「玄関につきました」とのこと。
 足早に玄関ロビーへ。ここで知人と合流です。
 これから会食?大宴会?です。

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 同じ建物の中にあるレストランへ…。
 座敷に座ったところで、各自が好みのものを次々にオーダーします。
 メニューには「地酒」もあります。漏れなく注文しておきます。素早いなぁ。

 呑む、食べる、話が弾んで盛り上がる。
 現地の人と合流して、宴会に興じるのも旅の醍醐味でしょうか?
 時間の経過も忘れて楽しみます。

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 お腹もいっぱい。そして大酔い。
 酔いすぎて、若干アクシデントもありましたが…。
 頃合いをみて解散です。

 客室では、きっちり翌日の準備をして就寝です。
 アルコールが残らないように、お茶をたくさん飲みます。

 さて、日は変わって7月20日。
 8時30分には起床です。
 うーん…。ちょっとアルコール残ってるかな?よく起きられたものです。

 早くしないと、朝食バイキングが終わってしまう!
 急いでレストランまで小走りで行きます。
 少し二日酔い気味で、あまり食欲はないのですが…次の行動のためにしっかり食べておきます。

 客室へ戻り、10時チェックアウトの予定から逆算して…ゴロゴロします。少し残っていたアルコールも抜けたようです。
 「もう時間的に限界!」と思ったところで、頭を洗い、着替えをして…。
 名残惜しいですが、出発準備です。

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 予定通り、10時ちょうどチェックアウトです。
 これより第60番札所「横峰寺」へ向かいます。

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2008.07.26

【第2拝】第60番札所「横峰寺」

【第2拝】第60番札所「横峰寺」
平成20年7月20日 11:15

 宿泊地を後にして、今回の遍路では最大の難所、第60番札所「横峰寺」へ向かいます。
 県道193号線を東進、続いて県道23号線を東北東へ進路を執ります。急に進路が北へ変わると、間もなく国道11号線です。
 国道11号線へ入るとすぐ「緑色の高速道路への案内標識」を見かけます。

 時に10時11分。川内インターチェンジより松山自動車道へ流入です。さらに東進を続けます。
 途中、パーキングエリアも見つけますが、休憩をするほどでもない距離のハズです。
 順調に快走します。

 快走の後、時に10時25分。いよ小松インターチェンジより松山自動車道から流出です。
 いや、ホント近いですねぇ。もしかして?宿泊地の付近から国道11号線を経由でも良かったかも?
 ひとまず、高速道路を利用でヨシとします。

 これより、国道11号線を東進です。
 第61番札所「香園寺」付近を通過します。
 このあたりから札所が続きます。2年前の歩き遍路が思い出されます。

 郷愁に浸るほどの明確な記憶はないのですが、車窓に流れる景色が妙な懐かしさを持っています。
 歩きとは速度が圧倒的に違いますので、見るべきところを見落としているかも知れませんが…。
 これが「お四国病」でしょうか?

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 さらに、国道11号線を東進します。
 石鎚山に関連する案内板、広告が増えてきます
 左手に第62番札所「宝寿寺」への案内が目に入ります。通過です。
 続けて、また左手に第63番札所「吉祥寺」への案内が目に入ります。またもや通過です。

 程なく、石鎚山登山道の案内標識です。
 カーナビは、氷見交差点を県道142号線へ右折と案内しています。案内標識と同じルートを指しているようです。
 迷わず山道をガンガン登ります。…ガンガンと言ってもそれほど高度が上がるような印象はありません。もう、これしきの山道は慣れっこです。
 突き当たり、丁字交差点を右折すると…突然に視界が開けます。黒瀬ダム湖です。

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 ここまで序の口です。
 短い距離ながら県道12号線を経由。
 前回に昼食を摂った民宿へ向けて右折し、県道12号線から離れます。
 さて、いよいよ第60番札所「横峰寺」への登山道を目指します。

 緩急あるアップダウンの山道を進みます。
 やはり、対向車と行き違いも難しい道幅狭いところや、見通しの悪いカーブもありますが…山道はそういうものです。
 さて、第12番札所「焼山寺」第21番札所「太龍寺」、そして第60番札所「横峰寺」では、どこが1番厳しいでしょうか。焼山寺さんの車道は、だいぶん楽になりましたけど…。

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 山道を進んでいくと、ふと「料金所」があります…。
 予備知識になかったのでビックリしてしまいました。
 通行料金は車種によって変わります。普通車では1,800円とのこと(平成20年7月現在)。
 今さら、2千円弱をケチって引き返すことにはなりませんので、躊躇せず支払います。回収した料金の使途を多く記した領収書をいただきます。

 これより、林道平野線です。
 有料道路になれば、どんなに走りやすい道になるかと思えば変化はありません。
 なんと言っても、対向車と行き違いも難しい道幅狭いところや、見通しの悪いカーブも変わりなくあります。山道はそういうものです。仕方がありません。
 しかし、前回に昼食を摂った民宿からマイクロバスが往復しているので、慣れていると意外と簡単な山道なのかも知れません。

 かなり山道を走行します。
 時に「ヒヤリ」「ハッと」する地点もあります。その反面、異様に道幅が広くて、傾斜も穏やかなところもあります。マイクロバスが擦れ違うところでしょうか?
 車を駐めて、風景を撮影する余裕などありません。いや、よく考えれば…どこでも止まれば良かったか。

 やっとのことで、駐車場に辿り着きます。なかなかの広さです。
 泊地から、約40Kmを1時間15分ほどで到着です。
 西条市小松町の第60番札所「横峰寺」です。

 山道も多かった割には、心なしか平均時速が速いですが、これは高速道路を利用したからでしょう。
 しかし、寺院のありそうな雰囲気がありません。嫌な予感がします。

 ショックを受けます。
 この駐車場から、相当に歩いて下っていかないとイケないようです。
 もちろん、お参りが終わったら…この参道を歩いて登ってこないとイケないわけです。

Dscf1182

 たぶん、標高は駐車場の地点でも700m以上。
 それでも暑い。いっそ、秋にでも来たら良かったのかな?

 歩きます。
 コンクリートで整えられた参道を、慌てず急がず下ります。
 暑い。立ち止まっていても汗が落ちるのに、これからも歩くのですか。

 連れもいないので、黙々と歩きます。
 ジュースの自動販売機を見つけます!
 …なんだ、壊れているじゃないか。

 視界が広がると、本堂、大師堂、そして建築中の客殿と思しき建物が見えます。
 どうも、駐車場からの下り道は、境内の裏から入ってきたようです。
 やはり1度は退出して、仁王門から一礼の後に入り直しです。

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 本堂へお参りです。
 人の入れ替わりが激しい。納経所が本堂にあるからです。靴がいっぱい並んでいます。
 喧騒も景観も気にせずに読経します。

 納経所へ向かいます。
 と言うか、いっぱい並んでいる靴へ…わたしの靴を仲間入りさせて、本堂へ入ります。
 お年寄りの男性より、納経の印をいただきます。

 その時、なぜか?納経所の方より「車で来ましたか?」「何人ですか?」と尋ねられます。
 そう言えば、先に納経の印を受けていられた方も聞かれていたような…。
 これで、料金が変わったり、怒られたりは無いようです。記録をしている様でもないし。謎が残ります。

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 境内を戻って、大師堂へお参りです。
 これまでと同じように、参拝します。

 さて、これから歩いて駐車場へ戻ります。
 考えただけで汗が出てきます。登り坂ですから。

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 「お兄さん?どちらから来たの?」知らないオバサンから声がかかります。
 「徳島からです!」疲れを見せないように元気よく答えます。
 「オバサンは岐阜からよ。4時に家を出たよ。徳島は近くていいねぇ?」とのこと。

 あぁ、しゃべりながらだと…坂道も楽かな?
 このまま継続の方向で。

 オバサンより質問です。
 「何も考えず…ココ60番さんに来たけど、次の札所はドコが近いの?泊まりは松山なんだけど…」とのこと。
 「近い札所は61番さんからだけど、泊まりは…どうでしょう?」答えておきます。
 そう言えば、わたしも以前に松山市道後で宿泊のつもりで、ややこしいことしましたなぁ。

 ほか、遍路話で沸きます。
 しゃべっている内に駐車場に到着してしまいました。

 オバサンご一行は、これからお弁当の昼食だそうです。
 手を振り、賑やかなお別れです。

 時に12時20分。第60番札所「横峰寺」を後にして、帰路につきます。

 追記。
 前回は「仮本堂」でした。

【第1拝】第60番札所「横峰寺」

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2008.07.27

29日目終了です。

 第60番札所「横峰寺」を後にして、帰路につきます。
 駐車場から穏やかに発車。山道を下り始めます。
 よくよく考えてみれば、マイクロバスがピストン輸送しているぐらいですから、さして困難な山道ではないのでしょう。

Dscf1198

 それでも、道幅が狭かったり、傾斜がキツいなど…危険な個所はあるので、慎重に下山します。
 特にトラブルもなく、どんどん標高が下がることを感じます。
 とにかく、県道12号線まで戻ってきます。
 ここまで戻れば、一安心です。

 県道142号線へ左折して、さらに下ります。
 もう、地形のイメージができているので楽々です。
 氷見交差点を右折、国道11号線の東進を始めます。国道クラスまで戻ってくると、何も問題はありません。

 ちょっとノドが渇いてきたかな?
 これまで、それなりに緊張感を持って走行してきましたので…。
 時に13時03分。良いタイミングでサンクスを見つけます。適当に飲み物など買い求めます。レシートを見ると西条洲之内店とのこと。
 ついでに、タバコを吸ったり休憩も兼ねます。

Dscf1200

 一息ついたところで再スタートです。
 そろそろ、高速のインターチェンジが近くなってくるかな?

 時に13時25分。いよ西条インターチェンジより松山自動車道へ流入です。
 順調に東進を続けます。

 川之江ジャンクションから、川之江東ジャンクションを通過します。
 これより、徳島自動車道です。

 突然に睡魔が襲ってきます。
 このまま巡航を続けたら…危ないかも?
 数多いトンネルに入ると、視線が進行方向に定まらず…徐々に車がセンターラインへ寄って行ってしまいます。
 これはイカン!

 時に13時55分。池田パーキングエリアへ逃げ込みます。
 適当な駐車スペースでエンジン停止。窓を開けて仮眠を取ります。
 無理に走行を続けても、ロクなことがありません。

Dscf1204

 少しウトウトしていると、眠気もだいぶん無くなってきます。
 もう、そろそろ本線へ戻っても大丈夫かな?
 時に14時40分。眠気も少なくなったところで再スタートです。45分ぐらい横になっていたようです。

 順調に徳島自動車道で東進を続けます。
 途中、いくつかハイウェイオアシス、パーキングエリアを通過します。
 池田パーキングエリアで、かなり長時間の休憩をしたので…入らなくてもいいかな?

 むむっ!
 30分ほど巡航すると、またもや睡魔が襲ってきます。
 怖いことになる前に…どこかパーキングエリアに入ろう…。
 時に15時12分。阿波パーキングエリアへ逃げ込みます。
 今回は、横になっての仮眠はほどほどで…。体を動かしたり、タバコを吸ったりの気分転換で眠気を除きます。
 時に15時20分。短時間で頭をスッキリさせます。再々スタートです。

Dscf1206

Dscf1209

 今度こそ、順調に東進します。
 毎度お馴染みになった、インターチェンジ、サービスエリア等を次々に通過します。
 危ない感じは全くありません。

 時に15時42分。徳島インターチェンジより、徳島自動車道から流出します。
 やはり思うに、松山から徳島も近くなりましたねぇ。

 16時過ぎには無事に帰宅しました。
 昨日の朝からだと、愛媛県中央部の松山市へ行って、東温市、西条市を経由して戻ってきたのですが…それでも443Km。そんなものかな?

 今回も、車で巡拝しましたが…なかなか充実しました。
 納経帳のページで、唐突に空白で気になっていた3ヶ寺が巡拝できました。西林寺の御影がキレイになりました。おおむね良好の遍路だったと感じています。
 多くの出会い、会話もありました。順拝は3ヶ寺でしたが、密度は濃かったと思っています。

 今後の課題は。
 宴会はほどほどで…。
 暑さ対策は一考の余地があります。
 時間に余裕を持って行動したので、宿へのチェックイン、帰宅時間が早いです。たまには、こういうのも良いかも。

 さて、次回はどこに向いて行こうかな。

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