26日目終了です。
第66番札所「雲辺寺」を後にして、帰路につきます。
17時の納経所が閉まる時刻まで余裕があります。もう1ヶ寺を打てそうな…第67番札所「大興寺」あたりでしょうか。
ここはやはり、大興寺さんは「遠くない将来、歩き始める始点」と残しておきます。
ひとまず昼食です。
母は三角寺さん前の駐車場で、それなりに食べているので…お腹は空いていないそうですが。
わたしは「おにぎり1個だけ」だったので、けっこう腹減りました。
「帰り道で何か食べるところ寄るで?(阿波弁)」一応、母に尋ねてみます。
「有ったらな。高速乗ってサービスエリアとかは嫌でよ!(阿波弁)」とのこと。
まぁ、サービスエリアを敬遠することには同意しますが、それだと土地勘の無いところでは選択肢が制限されてしまいます…。

とりあえず、第66番札所「雲辺寺」ロープウェイ山麓駅前の駐車場より発車します。
カーナビの目的地は「母の家」にしておきます。
運が良ければ帰り道で、うどん屋さんでも見つかるでしょう。
県道8号線へ戻るまでもなく、北進できるようです。
第67番札所「大興寺」への遍路道とも重なります。
高台から下ってきた道は、いつしか「ふもと」まで下りてきています。溜め池の近くも通ります。
徐々に建築物も増えてきて、住宅地へ入っています。

国道377号線を西南西へ進みます。
程なく、国道沿いの雰囲気は商業地となってきます。
これは…どこか食事ができるところがありそうです。いや、有って欲しい。
カーナビの誘導のまま細い路地へ。
路地を抜けると、国道11号線へ合流します。
高速道路へお馴染みの「緑色の案内標識」を見かけます。200mも走行しないうちに大野原インターチェンジです。
はい。残念でした。
もう後戻りしてまで、飲食店を探すつもりはありません。
「もう、このまま帰るで…なんぞ食べるんは帰って着替えてからにする。(阿波弁)」母へ伝えます。
「ほうで?徳島まで帰ったら、魚のうまいところ有るけん寄ってみるで?(阿波弁)」申し訳なさそうに返ってきます。
「いやぁ、遍路の途中で『生ぐさもの』もなぁ…どうしたもんじゃ。嫌いじゃないけんど。(阿波弁)」応えます。
「ほうやなぁ…。(阿波弁)」母は何か考えている様子。
覚悟を決めて…。
時に15時30分。大野原インターチェンジから高松自動車道へ流入します。前走車、後続車ともに少なく。快走を始めます。
たまに前走車に追いついたり、後続車に無理な追い越しをされますが、そこは臨機応変に対応します。
パーキングエリア、サービスエリアが近づいてきた頃には、母へ声をかけます。
「止まらんでイケるんで?(阿波弁)」
「いける。(阿波弁)」返ってきます。
いくつめのサービスエリアでしょうか。
ふと、近づいたことを知らせようとしたら、母は静かに寝息を立てています。
あまり強行軍にしないつもりだったけど、ちょっと疲れているかな?
この辺りは道も良いし、助手席の人は疲れていたら寝てればいいよ。
今からウン十年前、母の運手する車のナビシートで…よくウトウトしたものでした。
それから今となっては、母を車に乗せてウトウトさせるまでになりましたか。
もう、このまま帰宅してかまわないでしょう。
と、思っていたら。
レーダー探知機が「ポーン!これよりトンネル多い区間に入ります!」と唐突に高い音を出します。
これで、母を起こしてしまいます。
油断しました。手を伸ばして止めることも出来ず。
「板野で降りるんで?」起き抜けの母より尋ねられます。
「いや、このまま鳴門まで行く。」応えます。
いくつかトンネルを抜け、途中カーナビの「徳島県に入りました!」にも久々にビックリさせられ。
さらに高松自動車道を東進します。
時に16時45分。鳴門インターチェンジより流出します。
ここまで帰ってくれば、母の家まで…もうひとがんばり。
一般道も通過する時間帯が早かったので、まるで渋滞もなく走行します。
17時過ぎには母を家へ送り届けます。
わたし自身も何ら問題なく、18時前には無事に帰宅しました。
今朝からだと、四国の北東部を1週してきたのですが…それでも300Km。そんなものかな?
今回も、車で巡拝したので…あっさりしてます。
走行困難な路面凍結に遭遇したため引き返したこと以外、特に何ら問題がなかったのは幸運でした。
反省点と言うか、心残りと言うか「大興寺さんも打ってきたら良かったかな?」は…ありますね。
さて、次回はどこに向いて行こうかな。
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