【第2拝】第26番札所「金剛頂寺」
【第2拝】第26番札所「金剛頂寺」
平成19年12月24日 14:30
第25番札所「津照寺」を後にして、第26番札所「金剛頂寺」へ向かいます。
細い路地を抜け国道55号線まで戻ってきます。北北西へ進行を続けます。

室戸岬の形に添って、徐々に西向きの進路となります。
少々の走行の後、国道に平行して伸びる路地へ入ります。金剛頂寺さんへと、室戸少年自然の家への案内標識が増えてきます。
信号のある交差点を右折。
山へ向かって北進を始めます。
…そろそろ山道の始まりです。確か?ココの山道はあんまり怖くなかったなぁ。
分岐点は何ヶ所かあるものの、おそらく迷うことはないでしょう。
とりあえず、広いほうの道を選んでいけば正解です。
歩き遍路へは、車道より大幅にショートカットできる山道もあるようです。
ただ、そのような道は険しいことが多いでしょう。
あくまでも想像ですが…。

山道を登ります。
何度もカーブが折り返すわりには、あまり高度が上がる印象を持ちません。
道幅もそれなりに広く、かなり走りやすい部類に入ると思われます。ここまで山道を走破してきた多くの遍路には楽勝でしょう。
ひとしきり登ったところで、札所の大きな看板と駐車場が見えます。
駐車場で降車、白衣を整え、ウェストバックを腰に巻き、デイパックを背負います。
約6Kmを15分ほどで到着です。歩きだと1時間半ぐらいでしょうか?山道があるから…もっとかかるかな?
室戸市元の第26番札所「金剛頂寺」です。
いきなり石段です。
登り口にある石柱前で到着確認撮影をと…思いましたが、カメラマンお願いできそうな人影がありません。
ちょっと工夫してセルフでチャレンジしますが、なかなか上手にできません。
悩んでいると、続々と乗用車が到着を始めます。
あぁ、これはこれは…きっと1人や2人はお願いできる方が降りてこられるでしょう。

年配のご夫婦に出会います。
「こんにちはー!」と挨拶をしながら近づきます。待ちかまえていたみたいで…ごめんなさい。
続いて「カメラお願いしていいですか?」身振りも添えてお願いします。
特に怪訝な顔もされず、ご主人が快く引き受けてくださいます。
ご夫婦と歩を同じくして、石段を登り始めます。
ご主人より「今日はどちらまでお参り?」尋ねられます。遍路同士で良く交わされる会話ですね。
「今日は27番さんで終わろうかと思っています。順序が後先になりましたが、28番さんからは先月に歩いていますので…。」応えます。
「兄さんはどちらから来てます?」ご主人より続けて。
「徳島からなんですが。3年ぶり2回目です。」聞かれていないことまで言ってみたりします。
いよいよ典型的な遍路話へ突入です。こうなると、あちこち話が広がります。
話ながら石段を登っていると、すぐに登り切ってしまいます。
仁王門で一礼、境内へ臨みます。


ここで、ご夫婦とは別行動になります。
あんまり境内で雑談しているのも、憚られるものがありますし。
ふと、聞き覚えのある…変わったイントネーションの般若心経が聞こえてきます。
第25番札所「津照寺」で擦れ違った、若い女性が先に到着しているようです。
広い境内を歩き、大きな本堂前でお参りです。
わたしの読経がご夫婦の耳に入ると照れくさいので、小声でもそもそ始めてしまいます。堂々と読めばいいんですが。
すると、後から来ていたご夫婦が先に大師堂へ移動を始めます。
「あら?ご宝号だけなのね?」心の中で思ってしまいますが、確かにそういうスタイルもあります。否定しません。自分自身、急いだときとか…そんな時もあります。

少し入り組んだところにある大師堂へお参りです。初めてだと場所が分かりにくいかも?納経所の裏です。
ご夫婦は退出中のようです。
納経所へ向かいます。
剃髪の男性から、納経の印をいただきます。
奥では、2人の男性が薬品を使って仏像を磨いている様子がうかがえます。
いや、これは珍しい光景を拝見できました。

しばし散策です。
気が済んだところで、ベンチに腰掛けノートの整理です。
時に15時15分。「金剛頂寺」を後にして、第27番札所「神峯寺」へ向かいます。
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