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2007.12.24

第2拝、25日目スタートです。

 曇り時々晴れ。12月にしては大して寒くなく。
 祝日の振替休日でもあり、巷はクリスマスイブで賑わっていますが、「そんなの関係ねぇ!」とばかりに遍路に出ます。
 それにしても…。まだ年賀状も作成していないんですけど「年末」は来るのでしょうか?

 平成19年12月24日。
 第2拝、25日目としてスタートです。

 ゆっくりめの7時起床。
 毎度のごとく段取りもよろしく。前日に必要なことは済ませてあります。
 しかし、距離を知りたる油断からか…モタモタしていたら8時20分ごろ出発準備完了です。

 出発前にウェブで確認した天気予報では、本日の月曜日夕方から雲が多くなるようですが…ちょっと問題があるかも?
 雨までいかないまでも、かなりドンヨリと曇りそうです。
 行動には問題がないにしても、写真うつりは確実に悪くなります。次回はいつになるか分からないので…せめて写真だけでもキレイに残しておきたいところ。

 今回は、「修行の道場」土佐は高知のなかでも「屈指の難所」と言われる、第24番札所「最御崎寺」から第27番札所「神峯寺」を順拝の予定です。いわゆる室戸岬方面です。
 「歩き」を期待された方、ごめんなさい。
 日帰りの上、「車」で行ってきます。

 例えば、第23番札所「薬王寺」の続きから歩くとして…。
 JR日和佐駅まで鉄道で行って、そこから歩き始めて第27番札所「神峯寺」まで歩くとなると…正直なところ自信がありません。ややもすると、自宅まで帰ってこれないかも?
 現実的に、薬王寺さんまでに「体力的に十分『足が歩きに慣れている』こと」が必要ですが…ありません。また、予備日も含めて「まとまった日数の休暇を取らないといけない」わけで…実際問題どうかな?
 約130Kmを七転八倒して何日で歩けるかな?四国遍路の全行程1割にも満たなく…。それでも考えると恐ろしい。
 歩きとか、通し打ちの方々、お疲れ様です。本当に恐れ入ります。

 これで、順序は後先になりますが、「発心の道場」阿波は徳島その後先に参拝)と、「修行の道場」土佐は高知がつながります。
 どうぞ、お許しください。

 さて、ひとまず徳島県南を目標に車を走らせます。
 気持ちだけでも一区切り。

 これまでと同様に国道55線バイパスから、県道24号線を経由して、変わった形の丁字路から、再び国道55号線へ合流します。
 まだ阿南市です。美波町まで大きく距離を残します。さらに南進です。正確には南西への進路となります。
 トンネル多く。アップダウンもそれなりに…。ワインディングロードを走り抜け平野部が見え始めます。
 美波町へ入ってからも、さらに南進を続けます。

 ここまで、12月でも暖かい日ではありますが「歩き遍路さん」を4人、「自転車遍路さん」は2人見かけます。
 もしかしたら?
 12月は「車じゃない遍路」は少なくないのかも知れない。
 ちょっと感動したり。恥ずかしくなったり。

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 時に9時40分。
 「道の駅ひわさ」で一休みです。
 トイレを借りて、自販機でココアを買って、タバコ吸って。
 そこそこ急いで出発です。

 さらに、国道55号線を西南西に進みます。
 四国第23番奥之院「泰仙寺」への分岐点を通過。
 四国別格第4番「鯖大師本坊」付近を通過。

 さらに室戸岬を南西に進みます。
 時に進路は南に。岬を辿ると…そういうものです。

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 「道の駅ししくい」です。
 快調に巡航してきたのですが…ちょっと休憩です。
 太平洋に向かって背伸びをしてみたり、防波堤に沿って歩いてみたり。
 道の駅として、存分に利用させて頂きました。

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 一休みしてから、どんどん海際の国道を南下します。
 もう室戸岬の南端まで到着しようか…と言うときに、大きな弘法大師様の像を見つけることが出来ます。
 前回、拝観させていただきましたので、今回、ご遠慮させていただいて…。と思っていたら、向かいにホテルからレストランから有るようです。

 時に11時35分。自宅より3時間と少々。
 ちょっと早いですが昼食にします。いまだ札所まで届いていませんが、これより過密なスケジュールになるハズなので…食べられる時に食べておきます。

 青年大師像前「レストラン明星(あけのほし)」が丁度良いようです。次回も利用したいと思いつつ…覚えていられるかな?
 そのつもりでブログを書きつつ。

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 輪袈裟を下ろして、オーダーします。
 「鰹たたき定食」です。だっても、せっかく高知まで来たんですから。
 お大師様だって…鯖を所望されたのですから…鰹もよろしいですよね?

 しばし、昼食と休憩もかねて。
 ゆっくり時間を過ごします。

 時に12時05分。
 昼食、休憩は終わりです。
 むしろ、これから「本番」と言っていいでしょう。

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 ついでみたいになって恐縮ですが。
 「弘法大師御修行の地 御厨人窟(みくろど)」へ寄り道します。

 …ちょっと時間がマズいことになりはしないか?
 改めて、第24番札所「最御崎寺」へのルートへ戻ります。

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2007.12.26

【第2拝】第24番札所「最御崎寺」

【第2拝】第24番札所「最御崎寺」
平成19年12月24日 12:19

 昼食、休憩の後、改めて最御崎寺さんを目指します。
 1度は室戸岬最南端を通過して、進路を北北西へ執ります。

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 国道55号線を離れ、県道203号線「室戸スカイライン」を登り始めます。
 なんてことはない道幅広い車道なのですが…景色が崖から落ちそうな感じで少し怖いです。頭の中では「安全」と分かっていても怖いことはあります。前回もこんなだったかな?それだと深く印象に残っているハズだけど…。
 この怖い県道を、また下らないといけないのかな?
 ちなみに、歩き遍路だと岬の南端を通過せずともショートカットの道があるようです。

 徳島市内の自宅を出発して約130Kmを3時間半ほどで到着です。
 歩けば、いきなり5日ほどかかったでしょうか?
 第23番札所「薬王寺」からだと、約80Kmですので3日ぐらいでしょうか?

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 室戸市室戸岬町の第24番札所「最御崎寺」です。
 やはり車でも遠いなぁ。

 駐車場で降車、白衣を整え、ウェストバックを腰に巻き、デイパックを背負います。
 前回の経験から、石段からだと本堂の裏に出てしまうことを覚えています。
 さて、これより参道を歩いて仁王門を目指します。参道は大した長さではありません。

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 仁王門で一礼。
 境内へ臨みます。
 まっすぐ歩いて、まず本堂へ参拝です。
 本日の最初なので自然と気合いが入ります。丁寧に読経します。

 お参りが終り振り返ったところ、旦那さんがデジタル一眼レフの「α」を持ったご夫婦と出会います。
 こういう方にカメラお願いしたら上手に撮っていただけるでしょう。漏れなくお願いします。
 お願いするだけでは恐縮なので…。
 「お2人のところ撮って差し上げましょうか?」声をかけます。
 「じゃぁ、お願いしようか?」と旦那さんよりαデジタルを受け取ります。ちょっと気合いを入れて撮って差し上げます。

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 大師堂へ参拝です。
 その頃には、まばらだった人影もなくなり静かになっています。

 納経所へ向かいます。
 わたし1人だけなので待ち時間もなく、立派な座椅子に座っておいでの初老の男性より、無事に納経の印をいただきます。

 しばし散策です。
 なにぶん訪れるのが難しいところなので、心残りのないようウロウロします。

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 時に13時12分。「最御崎寺」を後にして、第25番札所「津照寺」へ向かいます。

【第1拝】第24番札所「最御崎寺」

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【第2拝】第25番札所「津照寺」

【第2拝】第25番札所「津照寺」
平成19年12月24日 13:27

 第24番札所「最御崎寺」を後にして、第25番札所「津照寺」へ向かいます。
 県道203号線を下り…登りの時ほど怖くなく。たぶん、登りの怖さは気のせいですね。
 とにかく、国道55号線まで戻ってきます。

 国道55号線を北北西に走ります。
 室戸岬の形に添って、徐々に西向きの進路となります。

 国道55号線から離れ、港も見える路地へ入ります。
 程なく、札所がありそうな雰囲気が見えてきます。

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 駐車場で悩みます。
 津照寺さんの案内看板の通り、港の方へ行ってみると…駐めて良いのか悩んでしまいます。
 ひとまず、案内看板まで戻ってきます。そして、見間違いがないか?眺めてしまいます。
 あぁ、前回も同じようなことしたなぁ。

 「コンコン」と運転席側の窓をノックされます。窓を開けてみると…。
 「店の前に駐めていいですよ?」とのこと。
 「ありがとうございます!」とお礼を申し上げて、変な角度で突っ込んでいた車の位置を、他の方に迷惑にならないよう正します。
 建物の看板には「遍路の駅」と見えます。

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 では、お言葉に甘えて。
 店先で降車、白衣を整え、ウェストバックを腰に巻き、デイパックを背負います。

 約6.5Kmを15分ほどで到着です。歩きだと1時間半ぐらいでしょうか?
 室戸市室津の第25番札所「津照寺」です。

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 山門で一礼。
 石段に臨みます。

 石段を登っていると、歩きらしき若い青年の遍路と出会います。
 お互いが「こんにちは!」「お気をつけて!」と挨拶を交わして擦れ違います。

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 本堂へ参拝です。
 堂内では団体さんが、お坊さんを中心に参拝中です。これまで見たことないような形です。法事でもなさそうだし…。
 護摩の火が高々と燃えさかっています。
 見慣れない光景にビックリしました。
 邪魔にならないよう、少し後ろから…お参りします。

 大師堂へ参拝です。
 特に混雑もなく。黙々と読経します。

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 納経所へ向かいます。
 奥様でしょうか?若い女性から、納経の印をいただきます。
 待っているあいだ、窓に貼られている地図ほか掲示物を見入っていたら、300円を準備するのが遅くなって…慌ててしまいました。

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 さて、ベンチに腰掛けてノートの整理です。
 落ち着いていると、人の出入りがそれなりに多くあることに気づきます。
 ふと、変わったイントネーションの般若心経を唱えている女性を見かけます。外国の方かな?思わず聞き入ってしまいます。
 女性は振り返ったところで、わたしへ「こんにちは!」と声をかけてくださいます。
 なんだ、顔つきからも日本人じゃないですか。ビックリさせないで!
 「こんにちは!」応えます。
 女性から「歩いてるんですか?」から遍路話へ。
 二言三言で別れます。

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 しばし散策です。
 なにぶん訪れるのが難しいところなので、心残りのないようウロウロします。

 時に14時15分。「津照寺」を後にして、第26番札所「金剛頂寺」へ向かいます。

【第1拝】第25番札所「津照寺」

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2007.12.27

【第2拝】第26番札所「金剛頂寺」

【第2拝】第26番札所「金剛頂寺」
平成19年12月24日 14:30

 第25番札所「津照寺」を後にして、第26番札所「金剛頂寺」へ向かいます。
 細い路地を抜け国道55号線まで戻ってきます。北北西へ進行を続けます。

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 室戸岬の形に添って、徐々に西向きの進路となります。
 少々の走行の後、国道に平行して伸びる路地へ入ります。金剛頂寺さんへと、室戸少年自然の家への案内標識が増えてきます。

 信号のある交差点を右折。
 山へ向かって北進を始めます。
 …そろそろ山道の始まりです。確か?ココの山道はあんまり怖くなかったなぁ。

 分岐点は何ヶ所かあるものの、おそらく迷うことはないでしょう。
 とりあえず、広いほうの道を選んでいけば正解です。

 歩き遍路へは、車道より大幅にショートカットできる山道もあるようです。
 ただ、そのような道は険しいことが多いでしょう。
 あくまでも想像ですが…。

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 山道を登ります。
 何度もカーブが折り返すわりには、あまり高度が上がる印象を持ちません。
 道幅もそれなりに広く、かなり走りやすい部類に入ると思われます。ここまで山道を走破してきた多くの遍路には楽勝でしょう。

 ひとしきり登ったところで、札所の大きな看板と駐車場が見えます。
 駐車場で降車、白衣を整え、ウェストバックを腰に巻き、デイパックを背負います。

 約6Kmを15分ほどで到着です。歩きだと1時間半ぐらいでしょうか?山道があるから…もっとかかるかな?
 室戸市元の第26番札所「金剛頂寺」です。

 いきなり石段です。
 登り口にある石柱前で到着確認撮影をと…思いましたが、カメラマンお願いできそうな人影がありません。
 ちょっと工夫してセルフでチャレンジしますが、なかなか上手にできません。
 悩んでいると、続々と乗用車が到着を始めます。
 あぁ、これはこれは…きっと1人や2人はお願いできる方が降りてこられるでしょう。

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 年配のご夫婦に出会います。
 「こんにちはー!」と挨拶をしながら近づきます。待ちかまえていたみたいで…ごめんなさい。
 続いて「カメラお願いしていいですか?」身振りも添えてお願いします。
 特に怪訝な顔もされず、ご主人が快く引き受けてくださいます。

 ご夫婦と歩を同じくして、石段を登り始めます。
 ご主人より「今日はどちらまでお参り?」尋ねられます。遍路同士で良く交わされる会話ですね。
 「今日は27番さんで終わろうかと思っています。順序が後先になりましたが、28番さんからは先月に歩いていますので…。」応えます。
 「兄さんはどちらから来てます?」ご主人より続けて。
 「徳島からなんですが。3年ぶり2回目です。」聞かれていないことまで言ってみたりします。
 いよいよ典型的な遍路話へ突入です。こうなると、あちこち話が広がります。

 話ながら石段を登っていると、すぐに登り切ってしまいます。
 仁王門で一礼、境内へ臨みます。

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 ここで、ご夫婦とは別行動になります。
 あんまり境内で雑談しているのも、憚られるものがありますし。

 ふと、聞き覚えのある…変わったイントネーションの般若心経が聞こえてきます。
 第25番札所「津照寺」で擦れ違った、若い女性が先に到着しているようです。

 広い境内を歩き、大きな本堂前でお参りです。
 わたしの読経がご夫婦の耳に入ると照れくさいので、小声でもそもそ始めてしまいます。堂々と読めばいいんですが。
 すると、後から来ていたご夫婦が先に大師堂へ移動を始めます。
 「あら?ご宝号だけなのね?」心の中で思ってしまいますが、確かにそういうスタイルもあります。否定しません。自分自身、急いだときとか…そんな時もあります。

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 少し入り組んだところにある大師堂へお参りです。初めてだと場所が分かりにくいかも?納経所の裏です。
 ご夫婦は退出中のようです。

 納経所へ向かいます。
 剃髪の男性から、納経の印をいただきます。
 奥では、2人の男性が薬品を使って仏像を磨いている様子がうかがえます。
 いや、これは珍しい光景を拝見できました。

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 しばし散策です。
 気が済んだところで、ベンチに腰掛けノートの整理です。

 時に15時15分。「金剛頂寺」を後にして、第27番札所「神峯寺」へ向かいます。

【第1拝】第26番札所「金剛頂寺」

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2007.12.28

【第2拝】第27番札所「神峯寺」

【第2拝】第27番札所「神峯寺」
平成19年12月24日 16:10

 第26番札所「金剛頂寺」を後にして、第27番札所「神峯寺」へ向かいます。
 スムーズに山道を下り、国道55号線まで戻ってきます。さらに西進します。

 国道は、室戸岬の形に添って大きく弧を描いた後、北向きの進路となります。
 単調に伸びる沿岸線は、時に複雑な室戸岬の形に合わせるかのように…進路は西へ…北へ…また西へと緩やかに移り変わります。
 景色も単純な海沿いの道ばかりでなく、市街地、商業地、田園地と変化に富みます。
 睡魔に襲われる暇もなく。

 けっこうな距離を走行します。
 おぼろげな記憶では、間もなく右折して北進。山道へ入るハズですが…。
 国道55号線からの入り口が分かりにくいです。

 「おっと!ココだ!」と思ったところで、後続車に注意しつつブレーキをかけます。
 「ドライブイン27」を目印にすると良いかと思われます。

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 路地へ入り、北進を始めます。
 少しも走らないうちに「地場産品直売こうのみね」です。
 お接待所もされているのかな?歩き遍路へは荷物の無料預かりもされているようです。

 土佐くろしお鉄道の高架線下をくぐってから、本格的に山道を登り始めます。
 登り始めは大したことないのですが、民家が見えなくなってくるあたりから徐々に険しくなってきます。
 あら?工事中の区間があります。道幅を拡張中のようです。きっと、次回には…このあたりは走りやすくなっているのでしょう。

 空では雲行きが怪しいようです。
 かなりドンヨリと曇ってきました。あまり天気予報が当たるのも困りものだな。

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 登りの山道は、いよいよ佳境です。
 急な坂、道幅せまい坂。うわぁ!これは大変だ。
 でも、対向車さえ気をつければ…あんまり怖くはないので、どんどん登ります。
 ちょっと楽しいかも?

 歩きだと大変だろうな…よりによって「このタイミングに」ですよ。長い平坦地の後に、強烈な山道です。
 霊山寺さんからの行程では、何日目あたりになるのかな。

 相当に登ったところで駐車場です。
 「ドライブイン27」の出店があるようです。
 駐車場で降車、白衣を整え、ウェストバックを腰に巻き、デイパックを背負います。

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 約35Kmを1時間ほどで到着です。歩きだと10時間ぐらいでしょうか?山道があるから…もっとかかるかな?
 安芸郡安田町の第27番札所「神峯寺」です。

 いきなり、コンクリ舗装の急な上り坂を歩きます。
 平坦になったところで、仁王門です。一礼の後、境内へ臨みます。
 続いて中門、そして納経所です。

 ここから、キツい石段へ向かい、登り始めます。
 こんなにキツかったかなぁ?

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 大きな本堂へ参拝です。
 右手にデジカメを持った青年に追いつかれています。
 わたしから「撮ってあげましょうか?」と尋ねます。
 「いいえ。」とのこと。
 青年は、お参りの様子もなく去っていきます。ま、それはそれで…。
 改めて、落ち着いて…お参りします。

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 広い高台にある大師堂へ参拝します。誰もいません…。
 本日の最後でもありますので、気合いを入れて読経します。

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 石段を降りて、納経所へ向かいます。
 作務衣姿の若い女性が、参道で掃き掃除をしています。
 わたしの姿を見つけて…掃除の手を止め、慌てて納経所の窓口まで戻ってこられます。
 無事に、納経の印をいただきます。

 お礼を申し上げて退出します。
 「お気をつけて!」と見送られます。

 特に「本日の最終」と言っても変わりなく。
 しばしの散策をします。一区切り付いたところでノートの整理です。
 納経所の若い女性は、また外に出て掃き掃除をされています。

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 日が暮れてきました。
 冷えてきました。
 そろそろ、退出です。

 ふと、声がかかります。
 「24番さんで一緒でしたね!」初老の男性より。
 あぁ、思い出した。第24番札所「最御崎寺」の石柱前でカメラをお願いしたオジサンだ。
 「最後も一緒になりましたね!」応えます。
 車遍路同士だと…そういうものです。全く同調したり、区切りの良いところで同じくなったり。追い抜いたり、追い越されたり。
 神峯寺さんは、ある意味で「良い区切り」になるかも知れません。

 オジサンより声がかかります。
 「徳島からだったかね?」
 「そうです。徳島からです!帰り道で悩んでいます。」応えます。
 「元来た道を帰ろうか?南国まで行って高速に乗ろうか?」続けて話します。
 オジサン曰く。
 「わたしは高知の人間ですが、南国からが良かろうと思いますよ?」とのこと。
 なるほど。と了解します。
 お礼を申し上げて分かれます。

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 さて、自車まで戻ってきます。
 カーナビによると、距離的には、安芸市、南国市経由、南国ICからのほうが、行程で30Kmほど長くなるようです。
 ただ、到達時間は同じぐらいです…。

 これは、オジサンの言うとおりで正解のようです。
 確かに行程は長くなりますが、夕暮れから夜間の走行では「高速道路の利用が長い方が楽」でしょう。
 同じ時間を使っても、内容は全く異なります。

 時に17時10分。第27番札所「神峯寺」を後にして、帰路につきます。

【第1拝】第27番札所「神峯寺」

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2007.12.31

25日目終了です。

 第27番札所「神峯寺」を後にして、帰路につきます。
 日が暮れかかっているので、険しい下りの山道は…あまり楽しくありません。

 とりあえず特に問題もなく、国道55号線まで戻ってきます。そして北西へ進路を執ります。
 まず、安芸市を目指します。

 おや?
 「土佐くろしお鉄道」と交差するんですね。
 気がつけば、終点の奈半利駅から…ずっと西のようです。
 こと、神峯寺さんに限って言えば、土佐くろしお鉄道「唐浜駅」を下車して歩くことも可能だったようです。
 残して、別の日に鉄道で近くまで来て、歩いて登山。そして参拝も一興だったか。

 安芸市中心部を通過します。
 色々と思い出が呼び起こされます。
 これまで、市街地は似た景色なので、正直なところ…どこが何市で、どこが何町か良く分からないところも多々あります。
 その昔、この辺りも走り回っているハズなんですが。

 これ以降、室戸岬の形に添って単調に伸びる沿岸線は、時に複雑な室戸岬の形に合わせるかのように…進路は西へ…北へ…また西へと緩やかに移り変わります。
 景色も単純な海沿いの道ばかりでなく、市街地、商業地、田園地と繰り返します。
 「またか!」と思うほど、単調に続きます。

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 時に18時08分。「道の駅やす(ヤ・シィパーク)」です。
 小1時間ほどの走行です。
 単調な走行が続いていたので助かります。

 しばしの休憩の後、さらに西進します。
 香南市野市町を目指します。

 時に18時30分頃。
 県道22号線から、県道364号線と、かつて住んでいた辺りを敢えて通過します。
 すでにバイパスとなった国道55号線を西進すれば、帰路としては早かったのですが…時に懐古な雰囲気にも浸りたいものです。
 そして遍路道にも近く、11月で歩いたハズの本来の遍路道を辿ります。

 時に18時49分。
 特に立ち寄る必要は無かったのですが、JR後免駅へ。
 ココまで、11月の順拝では気がつかなかったところを見てきました。
 …たぶん、次回も同じところでビックリするのでしょうね。

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 すでに自分が住んでいた頃と状況が変わっていることは、十分に知っています。
 あんまり高知に心を残すのも…いかがなものか?

 19時ごろ、南国インターチェンジより高知道へ流入です。
 対面通行の区間は、大豊ICから新宮ICまでの区間だけなのですね?
 ビックリしました。いつの間に工事したのでしょうか?

 19時30分。川之江東ジャンクションを通過。徳島道を東進します。
 19時37分。池田パーキングエリアで休憩。
 20時29分。上板サービスエリアで休憩。
 順調です。順調すぎて平均時速を計算するのが怖い。

 20時41分。徳島インターチェンジより流出します。
 ここまで帰ってくれば、自宅まで…もうひとがんばり。
 一般道も通過する時間帯が遅かったので、まるで渋滞もなく走行します。

 21時ちょうど。時間を計っていたかのように無事帰宅します。
 第27番札所「神峯寺」から、204Kmを4時間ほどの帰路の旅でした。
 今朝からだと、四国の南東部を1週してきたのですが…それでも376Km。そんなものかな?

 今回は、車で巡拝したので…あっさりしてます。
 特に何ら問題がなかったのは幸運でした。強いて言えば、終盤で天候が崩れそうになったことぐらい?
 反省点と言うか、「あと1時間、出発が早ければ」もっと落ち着いて順拝できたでしょう。

 さて、次回はどこに向いて行こうかな。

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