« 【第2拝】第29番札所「国分寺」 | トップページ | 高知市内で宿泊。 »

2007.11.11

【第2拝】第30番札所「善楽寺」

【第2拝】第30番札所「善楽寺」
平成19年11月3日 16:33

 第29番札所「国分寺」を後にして、第30番札所「善楽寺」へ向かって歩き始めます。
 車遍路向けの案内板を見かけますが、歩き遍路だと参考程度で…たぶん遠回りになります。

 土佐の国分寺さん、第2駐車場の前を通る路地を北進します。
 ここで案内板の通り、県道45号線まで戻ると…ひどく遠回りになります。あくまでも「あの案内板は車遍路」のためと考えて間違いないでしょう。
 ざっと見通した感触では「へんろ道保存協力会」のシールは見つかりません。
 ややもすると、迷ったり…遠回りになる歩き遍路もいるかも知れません。

Dscf0367

 路地を突き当たると、丁字路です。
 案内板で「歩き遍路は左へ。車遍路は右へ。」と大きく掲げられています。
 やはり、県道まで戻らず、国分寺さんの第2駐車場前を通過して北進したのは正解だったようです。

 この地点から、県道256号線を西進します。
 失礼ながら県道には見えませんでした。市道かな?農道かな?とか…。

 しばらく歩くと、国道32号線バイパスです。
 その昔、わたしが高知に住んでいた頃は「高知東道路」なんて呼んでいましたが、それは今でも変わらないのかな?
 このあたりは、高速道路で高知道の南国ICから流出すると、多くの場合で通過するので馴染みのある方もいることでしょう。

 国道32号線バイパスを渡って、さらに県道256号線を西進します。
 国分川の支流と思われる川を渡った頃には、県道384号線の南進を始めます。
 案内板が多く立っています。
 たぶんに迷いやすい構造なんですよ。

Dscf0369

 県道384号線は大きく緩やかな弧を描き、西向きのルートとなります。
 国道32号線のつもりでいましたが、今では県道になっているのですね。
 ま、このような道路は今では多くあります。

 時に15時31分。
 定林寺バス停前、国分寺さんより1時間ほど歩きましたがギブアップ寸前です。
 朝からだと…けっこう歩いていますよ?日頃から歩くことに慣れていないと…こんなものです。
 バス停とか、タクシー乗り場とか…見つけると心動いてしまうのですね。

Dscf0371

 さて、次のバスは15時36分です。あと5分です。
 乗ってしまおうか?続けて歩こうか?悩んでしまいます。
 「えーい!あと半分!」と、歩きで続行の意志を固めます。ここまで歩けば、後半も歩けるでしょう。
 まだ時間的には余裕があります。

 さらに、県道384号線を西進です。
 高速道路、高知道の高架線が目の前に見えます。だいぶん歩いたなぁ。
 ふと、後方から大型車らしき騒音でバスの接近に気づきます。おもむろに振り返ります。
 あー!これだ!
 乗ろうか?どうしようか?悩みつつ…乗らなかったバスです。
 15時39分。バスに追い抜かれます。

 覚悟を決めて、さらに西進します。
 徐々に登りがキツくなってきます。歩道から右側の車道は車がバンバン飛ばしています。登坂レーンもあるみたいです。

Dscf0376

 時に15時57分。
 逢坂峠を越えます。
 やっぱりバスに乗ればよかったカナ…。
 後悔はありません。元より歩くつもりでしたし、これはこれで良しとします。

 「へんろ道保存協力会」のシールを見つけます。
 県道を離れ、突然に墓地公園へ入るルートを示しています。
 札所は墓檀家を持っていないと思われるので、きっと無関係でしょう。

Dscf0378

 すぐに墓地公園を抜け、住宅地に入ります。
 協力会シールを交差点ごとに見つけます。
 これまで、あまり見かけることはありませんでしたが、頻繁に見かけることができます。
 それほどに「難しい区間」と見て良いでしょう。

 住宅地の途中で、ネコさん見つけます。
 話しかけながら近づいていき、しゃがむと…すり寄ってきます。
 人なつこいようです。かわいい。
 ネコさんに出会うのは久々かな?

Dscf0383

 時に16時24分。
 住宅地の路地を抜けると、善楽寺さんへの案内板を見つけます。
 いよいよ近づいてきました。もう、ここまで来れば迷うこともないでしょう。

 土佐神社の山門前で、2人の男性…歩き遍路と出会います。
 お約束の挨拶と同時にカメラマンもお願いしてしまいます。

 この土佐神社、明治の廃仏毀釈の余波で奥之院さんも含めて、二転三転と曰く、由来があるそうです。
 四国第30番奥之院「安楽寺」へも遠からず将来には赴きたいところです。

Dscf0387

 山門から境内へ臨みます。
 白石を打たれた参道を進みます。
 近所の方でしょうか?犬を連れて散歩中の男性より「あと200mがんばれー!」と声をかけられます。
 会釈をして擦れ違います。

 約7Kmを2時間ほどで到着です。
 高知市一宮の第30番札所「善楽寺」です。

Dscf0388

 時間が押しているので、失礼して参拝より先に納経所へ向かいます。
 先客の方が「泊まれる寺が近くに無いか?」と尋ねています。正直なところ「早くしてくれ!」と思いますが…口には出さず。
 納経所のおじさん曰く。
 「足摺、室戸の寺はやってるところあります。」
 「うちも含めて、他で近くの寺も昔はやってたんですけどねぇ…」とのこと。具体的に第何番と、何ヶ所か札所の番号を出しつつ。

 わたしは近隣で宿泊設備が有ったところを知らなかったので、思わず口を挟んでしまいます。
 「この近くで宿坊されてるところも有ったのですねぇ…?」
 納経所の方「裏を改築するまでやってました。やはり街中など旅館もホテルもありますし…。」
 「なかなか難しいところもありまして。お寺も大変なんですよ。」とのこと。
 居合わせた一同が「なるほど!」と思わせるような、お寺の苦労も忍ばれるお話でした。

 ほか、今日の日程の話題へと。
 わたしより「今日は朝早くから起きて28番さんから歩きました!」話題転換。
 納経所の方「そういう人、今日は多いね。祭日だし。朝から忙しかったよー。」とのこと。
 「明日も午前中が忙しいかもね?遠方から来てたりして。」話を合わせます。
 ほか、ほうぼうへ話題は展開します。

 「今日はこちらで打ち終わります。」話の締めくくりに。
 「ごくろうさま!」と見送られます。

 順序は後先になりましたが、本堂から大師堂へと参拝します。
 ちょっと気になる風貌の、歩き遍路と思しき男性を見かけます。この時間帯はお互いがバタバタするので、声もかけずに平行しつつも…全くの別行動を執ります。

Dscf0391

Dscf0393

 時に17時15分。「善楽寺」を後にして宿探しのため高知市中心部へ向かって歩き始めます。
 すでに日も暮れかかっています。
 本日のノルマは達成しました。

【第1拝】第30番札所「善楽寺」

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52052/17040557

この記事へのトラックバック一覧です: 【第2拝】第30番札所「善楽寺」:

コメント

コメントを書く