高知市内で宿泊。
第30番札所「善楽寺」を後にして、宿探しのため高知市中心部へ向かって歩き始めます。
すでに日も暮れかかっています。
本日のノルマは達成しました。
宿探しは、やはり高知駅周辺が手堅いでしょう。
このまま高知駅まで歩こうかとも思いましたが…自信がないのでやめます。リサーチではJR土佐一宮駅が最寄りです。いわゆる…計算通りと言うことで。
県道251号線を南進します。
往路では「これって県道?」みたいな疑問も持ちますが、1本道のハズなので間違いないでしょう。
問題は、駅に到着してからの待ち時間です。

時に17時45分。
第30番札所「善楽寺」より30分ほどで到着します。2Kmほどの距離でしょうか?
すでに日は暮れています。
さて、次の列車は?
ワンマンカーが17時57分発のようです。10分と少々の待ち時間。これは良い。ベストです。
「歩きの区間」が関係するので、事前調査では最寄り駅ぐらいを確定しただけで、時間までは確定していませんでしたが、なかなか上手にいくものです。

定刻の17時57分。ワンマンカーで高知駅へ向かいます。
18時07分。2駅を10分ほどで到着です。
さて、この2駅を歩くことができたかな?はなはだ不安です。
高知駅で下車、覚えのあるビジネスホテルを探します。
素泊まりで安くて…かつて高知市内で呑んだ時にはよく利用したものでした。タクシー代より安かったので。

程なく見つけます。
前回は見つけられなくて慌てました。
フロントで「予約してませんでしたが…泊まれますか?」尋ねます。
「申し訳ありませんが満室で…系列店でよろしければ手配します。」とのこと。やはり祝日で飛び込みは無理があったかな?
もう、宿探しで歩く余力はありませんので、即座にお願いします。
係の方、大急ぎで件の系列店に電話で確認してくださいます。空室があるようで…これで今夜の宿は無事に確保できました。
5分も歩かず、案内していただいた系列店です。
途中、友人のマンションがあったことを思い出しました。細かい路地に「懐かしいなぁ…」と思いつつ歩を進めます。
ちなみに、この友人からはマンションを退去した知らせを受けていますので…訪ねることはありません。
時に18時31分。
某ビジネスホテルへチェックインです。系列店の安いところ。
なんと順調な進行でしょう。まれに聞く「駅で寝たり」「公園で寝たり」「必要もなく豪華で高価なホテルへ泊まったり」からすると…順当です。
居室では、デイパックを下ろし、輪袈裟を下ろし、白衣を脱ぎ、平服になります。
明日の順拝に向かっては、見込んで準備をしてあるので荷物はこのままで問題有りません。
身を軽くしたところで、よく見かけるユニットバスの手洗いで顔を洗います。
そして、しばしの休憩。脱力。
さっぱりしたところで、フロントへ向かいます。
「土佐料理のおいしいところありますか?」訪ねます。
「ありますよ!『ひろめ市場』が種類も多く、そしてリーズナブル。お勧めです!」とのこと。
ご丁寧に地図まで提示いただきます。
配布用だそうですが、1回見れば覚えてしまいますので丁重にお返しします。次の方へどうぞ。

紹介いただいた「ひろめ市場」へ向かいます。
さすが、有名どころ?祝日だから?とにかく人がいっぱいで…座るところもありません。
確かに色々なジャンルで出店していて、食べ物だけでなく、土産物、アクセサリーなどなど一言では言い尽くせないような賑わいです。
アーケードじゃない、単にビルの1階でのことですが…想像を絶する賑やかさ。
県外客には「まずココ」で間違いないでしょう。
ただ「1人で来るところ」ではないような気もします。
一回りして出ます。
晩ご飯に困りました。
追手筋の「赤い灯、青い灯」は、いささか危険を感じますし、晩ご飯にはならないのでパスします。
なんとなく…見覚えある通りをウロウロしていたら、無難そうで、おいしそうな店名を掲げている看板を見つけます。
ぶっちゃげた話、居酒屋さんなんですが。
高知の居酒屋さんは「魚がおいしい」と信じています。今までハズレ無し。
時に19時30分。見つけたところで、迷いもなく入店。
混雑と言うか、すごい賑わっています。こう言うところは期待できるんだ。
5席のカウンター、6席の座敷席が3つかな?4つかな?どこにでもある、ごく普通の居酒屋ですね。
「1人だよ」と言う意味で、人差し指を立てて…表情は変えず目配せします。
期待できるのは、高知ならではの「旨い魚」です。
輪袈裟、白衣は下ろしているので…お許しください。
カウンター席に座り、まずお約束の「生中を1つ!」注文します。
「突き出し」が出されるタイミングで、「鰹のたたき」を追加オーダーします。
この時点から、写真付きメールをほうぼうへ送りまくったので、ご記憶の方もおられるハズ…。
さて、出された「鰹のたたき」に箸をつけます。
「ニンニクのスライス」されたものと同時に口へ放り込むのが土佐流です。
これは旨い。この店を選んで正解でした。猫と競争できるぐらい旺盛に食べます。時々はビールに口を付けつつ。
続いて「にぎり寿司の盛り合わせ」を追加オーダー。
晩ご飯らしくなってきました。ちょっと豪勢かも?
くどいようですが、輪袈裟、白衣は下ろしているので…お許しください。
待ち時間の間に、取材ノートを小さく広げて整理します。
ついでに、今日1日での反省点を見直したり、明日のスケジュールの見通しを立てます。初日が大過なく終了したので、気持ちも楽です。
宿泊地を高知市内で取れたので、明日はどちらに向いても行けます。ちょっと気も緩み気味?
ジョッキがいくつか並んだ頃、カウンター隣席で3人の男女のお客さんと意気投合、店主そして店主の奥様も巻き込んで…盛り上がります。
お客さんのうち1人の方から、わたしが「モップスのスズキヒロミツに似てる!」と言われ、しばしこの話題で賑わいます。
…そのスズキさんは知らないんですが…バンドのメンバーと言うことは分かりましたが、「知らない」と言うと場が白けるので、よく分かりませんが一緒に盛り上がります。
ひとしきり盛り上がった後、あまり遅くなると明日に響きますので…会計の合図を店主に送ります。
偶然にも3人の男女も会計をしているようです。
22時も少し回った時、良い頃合いで退出します。短い時間の宴会は解散です。
速やかにホテルに戻って、フロントで鍵を受け取り居室へ。
段取りよく風呂の準備をします。
テレビをつけてみると…噂通り「民放局が1つ増えていて」感動します。どんだけ高知へ来ていないんだよ?前回に気がついていても良さそうですが…。
風呂で汗を流し、さっぱりします。
テレビを見ながらくつろいでいると…気がつけば0時近くに。
これはイケない。睡眠不足は「歩きの敵」です。貧血で倒れますよ?
室内灯を消してみたところが、今度は目が冴えて眠れません。
今日は朝から、慣れないことでハードに体を動かしましたから…神経が昂ぶっているのでしょう。
廊下の小さな物音、ほかの居室のテレビの音、風呂の音…それぞれが気になります。
あら?今までこの部屋はこんな音を出していたの?て言うか音が通り過ぎ。ま、安いから良しとしますか。
ほどなく眠ったものと思われます。
8時頃、もそもそ起き出してきて身支度を始めます。ちょっと起きるの遅いかな?
ちょっと睡眠不足のような気もしないでもないですが、行動には問題のないレベルでしょう。

8時半にはチェックアウト。
フロントでは丁寧に「お気をつけて!」と見送られます。
「お世話になりました!ありがとうございました!」とお礼を申し上げて、ホテルを後にします。
ひとまずバスターミナルを目指します。
朝の最初から恐縮ですが、第31番札所「竹林寺」を目指すのにバスを利用させていただこうかと…。
直通のバスがあるようです。
先に郵便局のATMに寄りたいのですが…。ホテルのフロントで聞くと、多分に高知中央局を案内されたと思うので尋ねるのはやめておきました。遠回りになりますし。
おそらく、行く道で有ると期待して歩き始めます。

中央公園を抜け、はりまや橋を通過。
電車通りを南進すると、大丸デパートのビルで1階がバスターミナルだったと記憶していますが…。
ビルごと無くなっています。驚いたの何の…とにかくビックリしました。
わたしの記憶が古いことは認めますが、手元のガイドブックもけっこう古いな(笑)。
代替案を考えます。
やはりバスか?路面電車か?JRか?タクシーは避けたいな。
それとも、覚悟を決めて歩こうか?

道行く人に「バスターミナルはどこ行ったのでしょう?」と尋ねます。
「え?!ココですよ?」意外そうに指さされます。地元の人は当然の常識なんでしょうね。
かつてバスターミナルがあったデパートのビルから、電車通りを挟んで北側。デンテツターミナルビル前がバス乗り場のようです。
何を隠そう、このビル前で道を尋ねたのでありました。
お礼を申し上げ別れます。
昔は何路線も発着していた、デパート1階のターミナルからすると…いささか寂しい感もありますが、とりあえず迷いはしないようです。
ふと、いやな予感がします。もしかして?
…案の定、竹林寺への直通バスは無くなっているようです。
これは、路面電車を利用かな?
土佐電鉄の路面電車に乗るのは何年ぶりだろう?15年ぐらい乗っていないんじゃなかろうか?
特に胸躍るような期待はありませんが、すぐに乗れたら嬉しいな…。
信号を慎重に見つつ、国道を渡って中央分離帯も兼ねる「電車乗り場のある島」へ移動します。
これ幸い。10分ほどの待ち時間で後免町駅行きがあるようです。

時に8時51分。
デンテツターミナルビル前より土電へ乗車、第31番札所「竹林寺」へ向かいます。
降りる駅が分かりませんが、景色を見ながら勘で何とかします。
行き当たりばったりになってきましたねぇ。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52052/17071386
この記事へのトラックバック一覧です: 高知市内で宿泊。:



コメント