第2拝、23日目スタートです。
第2拝、23日目スタートです。
週間天気予報を注意して見つつ。
「この日」と決めた時に出発です。祝日と重なったのは偶然。
徳島は「おどる国文祭」「阿波の狸まつり」で盛り上がっていますが、足の向かう方向は違って遍路に出ます。
平成19年11月3日。
第2拝、23日目としてスタートです。
夜明け前の5時半起床。いつもより早め。
段取りもよろしく。前日に必要なことは済ませてあります。
6時ちょうどに出発準備完了です。
出発前にウェブで確認した天気予報では、明日の日曜日午後から雲が多くなるようですが…問題無いレベルでしょう。一応、雨の準備もしておきます。
毎回に思うのですが、通し打ちの方は、雨が降っても矢が降っても歩かれる方がいるので…出発についてあまり天候を気にするのもいかがなものかと思いつつ。
今回は、「修行の道場」土佐は高知のなかでも「比較的に巡拝しやすい」と言われる、第28番札所「大日寺」から第32番札所「禅師峰寺」まで歩いて順拝、宿泊も有りの予定です。
打ちやすい区間と言っても、修行の道場らしく各札所間の距離は大きく離れているので、今回は珍しく事前にガイドブックで所在地を確認してみたり、地図で距離を測っては「4Kmで割り算」をして…およその所要時間を計算してみたり…スケジュールはプラス10%の所要時間で。
公共交通機関の利用が大いに見込まれるので、今回はGPSレシーバは持参しません。残ったデータは多分に細切れで…データとしての価値がないと思われるからです。ですので、軌跡の表示された地図はありません。
過去に例のないほど慎重に。
これは、2日目(4日の日曜日)現地での活動限界時刻が14時と推定されるので…区切りが変にならないようにも考えて。
初日のノルマは第30番札所「善楽寺」です。これをクリアできないと、宿、2日目の往路そして徳島への帰路まで全ての段取りが違ってきます。当然、区切りも悪くなって次回の出発で困ったことになります。
ただ、ペーパーに書いても一々見ていられないので頭に叩き込みます。結局は理解したつもりで「行き当たりばったり」になるのかな?

自宅の最寄り停留所からバスに乗り、ひとまず徳島駅を目指します。時間帯も早いので何ら問題なく6時43分に到着します。
ここまで全くの予定通り。そりゃそうだ。こんな短距離でスケジュールが狂ったら先が思いやられるよ。
周囲はすっかり明るくなっています。
JRへは連絡時間が約10分で。もう最高です。
6時52分発、特急「剣山1号」へ乗車します。
正直、もっとバタバタするかな?と思っていましたが、タバコ吸う余裕があるぐらいです。


時に8時10分。
ウトウトする間もなく約80分で、JR阿波池田駅へ到着。乗り換えです。
ホームで吹く風が寒い。一応、白衣の下にはトレーナーを着ているのですが…。このあたりって、こんな時期から寒かったですか?
朝食でも。と思ってホームで「祖谷そば屋」を探しますが無いです。確か有ったよう記憶が…記憶違いか?無くなったのか?


8時26分発、特急「南風1号」へ乗車。
いよいよ高知県へ向かいます。
途中、大歩危渓付近を通過の時に写真に残してみようと試みますが、どうにも上手いこといきません。
ま、物見遊山ではないので…この辺で。
時に9時40分。
少し遅れてますが…これまたウトウトする間もなく約70分で、JR後免駅へ到着です。ここで下車します。
記憶にある「JR後免駅」の面影は全くなく、現代的な2階建て…ガラス張りの建物になっています。随所にレンガ風の部分もあり、なかなかに格好良くて。
何年も前に「土佐くろしお鉄道」と相互乗り入れする駅となることを知ってから、改築は予想していましたが、改めて見ると驚きます。
余談ですが、また一段とJRさんの対応が丁寧になったよう感じます。わたしだけ?
さて、ここからが本番です。
プランとしては第28番札所「大日寺」のある香南市野市町まで、「土佐くろしお鉄道利用」「タクシー利用」「歩く」あたりが想定されていました。
土佐くろしお鉄道阿佐線、奈半利行きで次の発車は?なんと!10時27分とのこと。
…これは待てないですねぇ。覚悟を決めて歩きますか?
今しがた、いっしょに数人バラバラと下車したばかりの他のお客さんに聞いてみます。ちょうど近くにいるご夫婦に…。
「すいませーん!野市まで歩くと2時間ぐらいかかりますかぁ?」
おばさんは「さぁ?1時間ぐらいじゃなかろか?」
おじさんは「2時間はかかるじゃろ?」
続いて尋ねます。「もしかして?土佐山田で降りた方が良かったですか?」
お2人とも「さぁ?どうじゃろねぇ?」とのこと。
そうだ。普通、地元の人は歩かない区間だから…ハッキリは分からないですよ。
お礼を申し上げて別れます。
ご夫婦の姿が見えなくなったところで、同じ質問を駅前で待機中のタクシーの運転手さんへ。
「そりゃ2時間は見ておかないと!」さすが即答です。
「やっぱり…そうですかぁ。。。」8Kmの見立ては正解かな?
突然にタクシーの無線が賑やかに。運転手さんマイクを取って対応されます。
邪魔してもイケませんので、会釈ぐらい頭を下げてから離れます。
いよいよ、歩きで確定のようです。
ま、ウォーミングアップと言うことで。
方角は分かっているので、目的地へ向かって歩き始めます。

遅なりのついで。
あちこちにカメラを向けていると、きれいなお姉さんから声がかかります。
「撮ってあげますよー!」
ありがたく思いながらカメラを預けます。
上手に撮ってもらったあと、改めて進行方向へ。
50mも歩かないうちに、先ほど所要時間を尋ねたタクシーが真横で止まります。
唐突に後ドアが開きます。
一瞬、「乗っていくかい?」との声を予想して身構えてしまいます。
ところが。
運転手さんからの声は…。
「町駅まで行ってみ。安芸行きのバスがあるかもよ?」とのこと。
そうでした。
南国市中心部は交通の要所で、先のJR、土佐くろしお鉄道共同使用の「後免駅」から、ほんの2Km足らず東のところに…土電の路面電車、土電バスのターミナル「後免町駅(通称・まちえき)」が有るのでした。
すっかり忘れていました。
改めてお礼を申し上げ、タクシーを見送ります。


電車通りをテクテク歩きます。
その昔、よく呑みに来た店が残っていたり、無くなっていたりして。ある意味で感慨深く。
時に10時8分。
後免駅から、20分ほどで後免町駅です。いい運動になりました。
さてさて。1番早い安芸方面のバスは…10時55分。こりゃダメだ。これを待つなら、後免駅で土佐くろしお鉄道を待ちます。
こういう細かいところは現地じゃないと分からないので、タクシーの運転手さんの助言は決して外れていません。
さて、この時間なら後免駅まで戻れば、ちょうど奈半利行き土佐くろしお鉄道に乗ることができるでしょう。
戻りは電車通りではなく、阿佐線の高架線に沿って戻ります。きっと最短距離でしょう。
ただ、こうなると慌ただしくなってきます。
小走りに近く。


15分ほどで後免駅まで戻ってきます。発車の5分前。
結局は、10時27分発、土佐くろしお鉄道阿佐線、奈半利行きに乗ってしまうんですね。
じゃぁ最初から待ってれば良かった。とも思いますが…結果論なので何とも言えなく。
仮にも1度は歩きも目指したところですし。

ほどなく乗車しますが、車内は混雑。
本数の少ない「オープンデッキ車」のようです。この車両は海側に向く面が大きく開けているんです。
人気もあるでしょう。なにより祝日ですから人出も多いと思われます。
時に10時37分。土佐くろしお鉄道阿佐線のいち駅へ到着です。
これより、第28番札所「大日寺」へ向かって歩き始めます。
※後日談。
同じ区間で、同時刻に同じ列車に乗られていた方がいました。
詳細は、ブログ「鉄道おたく旅」で。
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