四国第14番奥之院「慈眼寺」
四国第14番奥之院「慈眼寺」
平成19年8月14日 16:20
四国第13番奥之院「建治寺」を後にして、慈眼寺へ向かいます。
険しい下りの山道ですが、この度は不思議と険しさも感じず…難なく県道21号線まで戻ってきます。
ひとまず、第14番札所「常楽寺」を目的地として入力していたカーナビは、橋を渡って県道123号線を辿るルートを示しています。
続いて、県道207号線を経由します。
…よく地図を見ると、下山後も県道21号線を東進のほうが分かりやすいハズです。なんと言っても、第13番札所「大日寺」前を通りますので。
ま、ナビ様の言う通りにしておきますか…。
程なく、6月に歩いたルートへ合流します。

時間が押してきましたので…先に納経所へ向かいます。
お参りの時間を考えると、納経所が閉まってしまう可能性が考えられます。もう1時間ほど早く自宅を出発しなかったことが悔やまれます。
時に16時20分。第14番札所「常楽寺」へ到着します。
四国第14番奥之院「慈眼寺」へ納経の印の朱印等は、常楽寺さんの納経所で受けることが出来ます。
山門で一礼。
境内へ臨み、納経所へ向かいます。

見覚えのある女性より、非常に丁重なお迎えをしていただきます。
「お暑い中、大変にご苦労様です。よくお参りされました。」穏やかに。
「後先が逆になって申し訳ありませんが…奥の院さんでお願いします。お参りはまだなんですが…。」恐縮しながら伝えます。
「大丈夫ですよ。道はお分かりになりますか?」静かに、そして落ち着いてお答えいただきます。
「いえ…それが分からないんです。」ますます恐縮してお尋ねします。
丁寧に教えていただきます。
「近道もあるのですが、歩いていただきたい道がございます。石段を下って左手へ、道沿いにお宮さんがあります。奥の院は…その奥です。」とのこと。
「なるほど。歩き遍路の道ですね!」速やかに理解します。
順序は後先になりましたが…。
無事に、奥の院さんへの納経の印をいただきます。
お礼を申し上げて、納経所より退出します。
山門で一礼。
石段を下ります。
懐かしい遍路道を歩きます。
なるほど。奥の院さんと本寺が近い時には「本来の道を行く」のもよろしいでしょう。
すぐに、お宮さんは見つかります。
参道をお聞きしたとおりに進むと、四国第14番奥之院「慈眼寺」です。
時に16時40分。これからが本当の参拝です。
当寺でお世話になった、歩き遍路も少なくはないのではないでしょうか?
こと、ご縁ほか、タイミングもありますので…誰も彼もが手厚い加護を受けられるとは限りませんが…。
本堂へお参りです。
清々しい気持ちで読経します。


ふと、気がつけば…後方から原付バイクらしき走行音が聞こえてきます。
なるべく気にしないようにしていましたが、背後の近くでエンジン音が止まったところで振り返ってしまいます。
お坊さんの正装。ご住職と思われます。
「ご苦労様です。」と声をかけていただきます。
忙しそうに車に乗り換え去って行かれます。お盆なので忙しいのでしょうね。
大師堂へ参拝です。
場所、方向に少し悩みますが…すぐに分かります。


しばし散策です。
常楽寺さんとは最短距離で結ぶルートもあるようですが…ここは、やはり「本来の遍路道」で歩いてきて良かったと感じます。
ぶっちゃげた話。第2駐車場から「右折しますか?左折しますか?」みたいな…極めて短距離です。
「ついで参り」は…なるべく避けたく。そして可能な限り、山門、仁王門から境内に臨みたく。

時に17時13分。「慈眼寺」を後にして、帰路につきます。
自然と本日の往路と似た道を辿ります。
小さな渋滞はあったものの、特に問題ありませんでした。
18時ごろ、無事に帰宅します。
さて、今回の遍路は…。
聞けば名刹として多く、歴史、景観、寺務所での対応と素晴らしいものでした。
反省点は、出発時間が遅く終盤でドタバタしたことです。
今回の区切り遍路は、おおむね良好でした。
さて、次回はどこに向いて行こうかな。
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