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2007.04.26

【第2拝】第11番札所「藤井寺」

【第2拝】第11番札所「藤井寺」
平成19年4月26日 14:10

 なかなかの遍路日より。悪くない。
 少し雲が見え、透き通るような快晴といかないまでも…晴れ。いつもベストコンディションで臨めることを期待するのは贅沢というもの。

 来る5月20日に開催される「最後まで残った空海の道ウォーク(山道コース)」へ参加します。当日にバタバタとお参りするのも少々気が引けるので…先にお参りします。
 本音を言えば、当日の荷物を1つでも少なくしたいのと、一応は下見も兼ねて。
 こと、車遍路と歩き遍路では道が違うので、あまり参考にはならないのですが…漠然とでも距離感、風景が掴めていたらと思います。地元の利を活用して、他県の方には申し訳ないような気もします。

 昼過ぎに車での出発になりますが、第11番札所「藤井寺」から第12番札所「焼山寺」への2ヶ寺を巡拝します。
 第2拝の切幡寺さんから、藤井寺さんへの続きで打てればキレイに収まったのですが…ちょっと区切りが変になってしまいました。

 時に13時ちょうど。
 恒例の出発前点検、撮影の後に一路に目的地を目指します。

 徳島市中心部を通過せず眉山の南側を通ります。道幅は狭いところもあるものの、このルートで混んだ記憶が無いので県中央部を目指すときには時折に利用します。県西部を目指すときは迷わず高速を利用しますが…。
 続いて、工事中の徳島南環状線側道から国道192号線を経由して順調に進むハズでした。
 通常であれば案内板も豊富で迷うところもなく、なにも問題が無いところです。なによりワリと慣れた道ですし。
 若干のトラブルで20分ほど空費してしまいます。

 国道192号線を離れ、住宅地の間を縫うように走ります。
 程なく、第11番札所「藤井寺」です

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 平日なのに車が多いこと。
 観光バスまでいます。
 季候が良いからでしょうか?

 駐車場から小川に沿って伸びる参道を進みます。
 仁王門で合掌。
 境内へ臨みます。

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 この季節の藤井寺さんは「藤の花」が見事です。
 のハズでしたが…ちょっとピークを過ぎているのかな?それとも、まだ時期が来ていないのかな?
 ちょっと華に物足りなさを感じてしまいます。

 この「藤の花」にも由来があります。
 藤井寺だから藤を植えてあるのでもなく、立派な藤の木があるから藤井寺と言うことでもないようです。
 お大師さまが17日間の修行の後に、「五色の藤」を植えられたとのこと。これをもって寺号に由来されているそうです。

 また、四国霊場のすべてが「真言宗」ではなくて、ここ藤井寺は臨済宗です。
 八十八ヶ所の中でも2つしかないそうです。

 藤の花を眺めながら、石段を目指し境内を歩いていると…。
 「歩きですか?」自転車遍路の男性から声がかかります。これがまた重装備で…声で振り向いた時に驚いてしまいます。

 「いえ。今日は車なんですよ。」と少し遠慮がちに答えます。車遍路なのにライト歩き遍路スタイルなので…その系の質問は照れます。
 「これからが大変ですからねぇ。」と妙に納得されてしまいます。
 二言三言でお別れです。

 本堂へ参拝です。
 ちょうど、その時に団体さんが続いて到着です。そんなに大きな団体さんではなさそうですが…。
 背中を押されるように、大師堂へ参拝です。
 どちらも、あいだが開いてるのに真面目に読む読む。

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 納経所では思いのほか混雑も無く。
 無事に納経のしるしをいただきます。
 納経所を後にして、しばし散策です。

 藤棚へ向かいます。
 先ほどの感想は「単に時期的なタイミングが悪かった」のだと思いたいところ。
 ピークではないにせよ、来るのが早かったのかな?遅かったのかな?
 …分かりません。

 仁王門で合掌、退出します。

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 参道に沿う小川では、小さな男の子と、おじいちゃん?が川遊びに興じています。
 「何かいますか?」声をかけます。川面にはアメンボが見えますが…。
 「小さな魚がいるけど何かわからん!」とのこと。
 「おー!そうですか?」
 ズボンをまくり上げて川遊びに混ざりたい衝動を抑えつつ。

 時に14時56分。「藤井寺」を後にして、第12番札所「焼山寺」へ向かいます。
 改めて、来月5月20日に参ります。

【第1拝】第11番札所「藤井寺」

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2007.04.27

【第2拝】第12番札所「焼山寺」

【第2拝】第12番札所「焼山寺」
平成19年4月26日 16:00

 第11番札所「藤井寺」を後にして、住宅地を抜け山道へ向かいます。

 藤井寺さんから、焼山寺さんへのルートはいくつかあります。
 今回は「梨ノ木峠越え」から進行してみます。30Kmと少し。1時間の予定です。
 ちなみに歩きだと12Kmと少々のようです。6時間ぐらい?

 良くある話で、キレイな道での走りやすさと、早くたどり着きたい…なるべく短い距離を望むのは、両立しないトレードオフの関係にあるようです。
 こと、この区間は顕著で、走りやすいキレイな道を望めばかなりの遠回りになります。短い距離を望めば車の対向も困難な、狭く険しい道となります。
 梨ノ木峠越えは、いたるところ改良、改修されてはいるものの険しい類に入ります。山道に慣れていない方は、四国別格第2番「童学寺」付近を通過する…遠回りをしたほうが良いかもしれません。
 いっそのこと、徳島市国府町まで戻って第17番札所「井戸寺」から逆打ちにするのも1つのプランかも?

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 さて、県道31号線の山道に望みます。
 このあたりは序の口で、快走を続けみるみる高度が上がります。カーブがきつくなり、道幅も狭くなったあたりからが本番です。
 途中、県道から外れカーナビに出てこない林道を辿ります。私道なのかな?
 時折に真新しいアスファルトが張られた区間があります。けっこうな山奥なので不思議な感じを覚えます。

 気がつけば、県道43号線へ合流しています。
 カーナビゲーションは順路として県道43号線を指しています。
 「おや?案内板が反対を向いている…?」そして、案内板の指し示す方向はカーナビでは道が表示されていません。
 悩んでしまいます。

Imgp4226

 「案内板のほうが最短だろう!」と信頼して進行します。カーナビでの自車位置は山中の何もないところを進み始めます。
 少し不安になったりして。ま、悪いようにはなるまい!

 さらに林道を慎重に進行です。
 分岐点のほとんどに案内板があります。これは大丈夫と一安心します。
 予想通りの「すごい山道」もありましたが、慣れたハンドリングで通過します。

 途中1度、道幅の思い切り狭いところで対向車と入れ替わるのに手間取ったぐらいで、特にトラブルもなく。
 また、この対向車のドライバーが白衣に輪袈裟の出で立ちの男性…逆打ちなんですねぇ。すれ違うときにはお互い軽く会釈です。

 もう「林道はお腹いっぱい!」と思い始めた頃、カーナビは目的地へ近づいたことを告げています。
 ここまで未舗装の区間が無かったのは意外でした。
 最後のコーナーを抜けると、とたんに視界が広がります。

Imgp4230

 時に16時ちょうど。
 第12番札所「焼山寺」駐車場です。雰囲気は裏門から入るような感じです。

 降車して軽く背伸びをします。
 そして身なりを整え、携行品を準備します。
 これより短いながら歩きになります。

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 さて、参道へ望みます。
 「キレイになってるよ!」とは聞いていましたが…これほどとは。ところどころ工事中のところも残っていますが、前回からは見違えるほど様変わりしています。

 整った参道を進みます。
 ご寄進の銘に知った名前がないか時々見ます。
 右手に広がる巨杉群を眺めながら、「3月ごろに来たら花粉で大変だよ?」なんてくだらないことを考えてしまったりします。

 そう言えば、ここ焼山寺さんあたりから、わたしは他のお遍路さんと積極的にかかわるようになったのでした。
 懐かしい石段はもう近くです。

Imgp4236

 石段を登り、仁王門で合掌の後、境内へ望みます。
 …境内も様子が変わってる!

 大師堂、納経所が新しくなってますね。
 ほか白木で建てられた寺堂が増えています。

 若い男性の歩き遍路さんに出会います。
 この時間にこの地点って大丈夫かな?ちょっと心配してしまいます。
 挨拶を交わし行き違います。

 人影は思ったより多くなく。
 納経所の閉まる時間が近いからでしょうか?
 難所なので、ピークの時間帯はもっと早い時間なのかな?

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Imgp4248

 本堂から大師堂へと参拝です。
 この節、巡拝が久方ぶりにもかかわらず…わりと真面目に読んでます。

 マイクロバス級の小さな団体さんが到着です。
 あら?まだまだ続いて到着の様子。
 微妙な時間帯にもかかわらず、にわかに賑わしくなります。
 この方たちは、ここ焼山寺で打ち終わりにして帰路につくのかな?麓の宿でも泊まるのかな?

Imgp4243

 納経所では特に混雑もなく、無事に納経のしるしをいただきます。
 筆が止まったところで声をかけさせていただきます。
 「キレイにされましたねぇ!」
 「前はいつごろ?」と問われます。
 「3、4年前でしょうか?」
 「3、4年前なら上(境内の)でしよった頃かなぁ?」思い出されるように。
 「そうでした!上の段でした。」
 ほか、いくつか言葉を交わし…お礼を申し上げて納経所を後にします。

 しばし散策です。
 いつの間にか、さらに人影が増えています。
 カメラマンお願いする方に事欠かないようで…その実、あまり声をかけられていません。

 合掌の後、仁王門から退出します。
 ほかの方々も時間がそろったように退出を始めます。
 ん~。特に変わった出会いはなかったですねぇ。

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 時に17時05分。帰路につきます。改めて、来月5月20日に参ります。
 往路とは逆方向、神山方面へ下りの山道です。

 17時17分。
 「おへんろ駅」へ到着です。
 「最後まで残った空海の道ウォーク」では藤井寺へ戻るバス乗り場になるようです。
 車では10分少々で下って来てしまいましたが、当日はどれだけ時間がかかることやら…。
 山道コースでは、最後にして「最大の難所」と聞いています。

Imgp4264

 17時24分。
 焼山寺で出会った、歩き遍路の青年を追い抜いてしまいます。
 地元のおじさんに道を尋ねている様子。宿までの距離でも聞いているのかな?
 銀マットを丸めてザックに固定しているのが目立ちます。この時間に…大丈夫かな?
 4月下旬に、この標高で野宿は厳しいぞぉ?

 「宿に間に合うの?道分かる?」ウィンドウを開けて声をかけてしまいます。
 「そうよ!この兄さんに神山温泉まで乗せていってもらったら?」おじさんは青年に話します。
 「…歩こうと思ってまして…」青年は申し訳なさそうに。
 「おぉ!それはそれで良い!」おじさんとわたし、似た意味合いのことを同時に声に出してしまいます。
 あまり車のお接待を勧めるのも野暮と言うものです。心配は残りますけど。
 「お気をつけて!」と声をかけて通り過ぎます。

 さらに帰路を進みます。
 国道438号線から県道21号線を経由。
 つい数時間前に通過した「眉山の南を通る県道」を行きます。山を含めてぐるり1周してきました。

 渋滞にも引っかからず快走です。
 18時半頃、無事に帰宅しました。

【第1拝】第12番札所「焼山寺」

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