第2拝、12日目からスタートです。
平成18年10月14日。
第2拝、12日目から13日目としてスタートです。
阿波国がまだまだ途中…打ち終わっていませんが、いきなり伊予国へ回ります。
2日間で第55番札所「南光坊」から、出来る限りまで巡拝の予定です。
この節の小旅行では初日に多く巡拝するよう心がけて、2日目は余裕を持たせて帰路につく予定です。順調にいけば今治市から西条市まで打てるかな?と思っています。
行きは、JRを利用して以前の似たケースのように高松回りから。
帰路は、成り行き任せで…まったく予定していません。
5時30分に起床。
携行品の準備は前日に出来ているので、身支度ほか簡単な雑用を済ませると出発です。
…ちょっと宿題を残しているけど…ひとまず忘れることにします。
時に6時10分。恒例の出発前記念撮影の後に出発です。
自宅からの最寄りバス停へ向かいます。バスの時刻表は前日に確認しています。
路線バスは本数少なく、早朝はさらに少ないので必要以上に早くバス停に到着するよう急ぎます。
交通量の少ない時間帯はバッチリ時刻表に合わせて運行していただけているハズですが、万が一でもバスのほうが早く到着して乗り損ねると…段取りが全て狂ってしまいます。

うっすら雲が見えるものの…晴れた良い天気です。暑くなりそうな予感です。
ただ、日中用の装備なので、今の時間では少し寒いかも?
時刻表通りにバスに乗り込むことが出来ます。
バスの車窓から見える朝日に早くも感慨を覚えます。これで、本日の行程は無難なような安堵感が…。
しばらくバスで揺られるとJR徳島駅です。
バスターミナルから少し歩いて、駅構内へ入り改札を抜けます。
JRの切符は前日までに準備しているので、駅で手間取ったりすることはありません。
目指す特急列車は、到着して間もないようですが結構な混雑です。
JR高松駅での乗り換えでは余裕があるのですが先頭車両へ…。
時に7時03分。定刻に高徳線「うずしお4号」徳島駅を出発です。
高徳線を高松駅へ向かって走行です。
山間部を抜け、海の見える路線を通過です。しばらく後、高松市の町並みが見えてくると間もなく到着です。ウトウトする間もなく1時間と少々ですね。

時に8時11分。高松駅では高知の友人と合流です。
再会の瞬間、思わず「なんじゃこりゃー?」と漏らしてしまいます。
なんという軽装だ!荷物は少ないと聞いていたけど…。メールと電話でスケジュールは伝えていたハズだけど…。気にしないことにします。
少し時間に余裕があるので、駅構内の売店でパン、牛乳など購入します。
ついでですので、1度は改札を出ないといけないのですが…喫煙コーナーへ向かいます。
喫煙コーナーで、改めて今回のスケジュールの説明をします。
手応えがない。一抹の不安を覚えます。
しかし、前回の教訓を生かしていることを期待します。
時に8時44分。
予讃線「いしづち7号」高松駅を出発です。
2時間足らず電車の旅です。
とりあえず、高松駅で買い求めたパン、牛乳で朝食です。
…さて次の食事は何時になるやら。歩き遍路の時は「腹が減った時に店は無い」ことは予想の範囲内ですが、特に食欲もないのでコレで大丈夫。
前夜の睡眠が少し足りなかったので、車内でウトウトします。
到着のアナウンスで、フト我に返って「乗り過ぎていない」こと確認します。
もしかしたら、1時間ぐらいはグッスリ寝入っていたような気もします。
時に10時34分。JR今治駅に到着です。
やや曇り…時に日が差します。
日が差すと暑いですが、予想より涼しく。総じて「良い天気。遍路日和。」です。
友人は「着替えてくる!」と言って姿を消します。
わたしは、そのあいだに軽く準備運動をします。今日は最大限に歩けば20Kmに達するハズです。気は心、体の節々を動かし、筋を伸ばしておきます。
双方、準備が整ったところで「改めて」出発です。
第55番札所「南光坊」を目指して歩き始めます。

そして、いきなり迷います。
どうにも?南光坊さんに近づく気がしない…。
「地図を見ます!」と後を付いてきていたツレに声をかけます。立ち止まります。
デイパックを降ろしてサブポケットから地図を出し、特徴的な建物から現在位置の把握を試みます。
気がつけば、ツレは今までの進行方向へ歩いています。
「さきさき歩いて行かんとってくれるかね!」思わず大声で呼んでしまいます。
高松駅での一抹の不安は、こと大きな不安に取って代わります。
ガソリンスタンドで道を尋ねます。どうにも道が違うようです。
さて、相当に歩いて来ていましたが今治駅が見える地点まで戻ってきます。
限りなく「仕切り直し」に近い戻り方です。
「今治駅を起点に北東に進むには…最初の交差点を左折。」と覚えていたら違っていたようです。
方角を見失った時、わたしは…お大師様に失礼ながら「杖を立てて影」を見ます。
日が照っていないと不可能ですし、山中では無意味です。
よもや、こんな技を早々に出すとは思いもよりませんでした。どうにも方向が違います。
勘も狂って、早々に苛々が訪れます。
ツレは「おぉ!さすが!」なんて言っています。
…違うよ。軽装の貴兄は、それを言いに来たのか?言うことが違うでしょ?
別の路地で、地図を見るため荷物を降ろします。
出会ったオバサンに道を尋ねて、ようやく本筋に戻ってこれました。
「JR高架線」なんて揺るぎない目標物があって、迷ったのが我ながら情けない。
改めて、高架線をくぐるあたりで…頭の中で位置関係がハッキリしてきます。
約20分ほど無駄にしました。ツレの着替え時間を含めるとさらに多いでしょう。
残念ながら、最悪のスタートとなりました。
程なく、第55番札所「南光坊」です。
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