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2006.10.15

第2拝、12日目からスタートです。

 平成18年10月14日。
 第2拝、12日目から13日目としてスタートです。
 阿波国がまだまだ途中…打ち終わっていませんが、いきなり伊予国へ回ります。

 2日間で第55番札所「南光坊」から、出来る限りまで巡拝の予定です。
 この節の小旅行では初日に多く巡拝するよう心がけて、2日目は余裕を持たせて帰路につく予定です。順調にいけば今治市から西条市まで打てるかな?と思っています。

 行きは、JRを利用して以前の似たケースのように高松回りから。
 帰路は、成り行き任せで…まったく予定していません。

 5時30分に起床。
 携行品の準備は前日に出来ているので、身支度ほか簡単な雑用を済ませると出発です。
 …ちょっと宿題を残しているけど…ひとまず忘れることにします。

 時に6時10分。恒例の出発前記念撮影の後に出発です。
 自宅からの最寄りバス停へ向かいます。バスの時刻表は前日に確認しています。
 路線バスは本数少なく、早朝はさらに少ないので必要以上に早くバス停に到着するよう急ぎます。
 交通量の少ない時間帯はバッチリ時刻表に合わせて運行していただけているハズですが、万が一でもバスのほうが早く到着して乗り損ねると…段取りが全て狂ってしまいます。

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 うっすら雲が見えるものの…晴れた良い天気です。暑くなりそうな予感です。
 ただ、日中用の装備なので、今の時間では少し寒いかも?

 時刻表通りにバスに乗り込むことが出来ます。
 バスの車窓から見える朝日に早くも感慨を覚えます。これで、本日の行程は無難なような安堵感が…。

 しばらくバスで揺られるとJR徳島駅です。
 バスターミナルから少し歩いて、駅構内へ入り改札を抜けます。
 JRの切符は前日までに準備しているので、駅で手間取ったりすることはありません。

 目指す特急列車は、到着して間もないようですが結構な混雑です。
 JR高松駅での乗り換えでは余裕があるのですが先頭車両へ…。
 時に7時03分。定刻に高徳線「うずしお4号」徳島駅を出発です。

 高徳線を高松駅へ向かって走行です。
 山間部を抜け、海の見える路線を通過です。しばらく後、高松市の町並みが見えてくると間もなく到着です。ウトウトする間もなく1時間と少々ですね。

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 時に8時11分。高松駅では高知の友人と合流です。
 再会の瞬間、思わず「なんじゃこりゃー?」と漏らしてしまいます。
 なんという軽装だ!荷物は少ないと聞いていたけど…。メールと電話でスケジュールは伝えていたハズだけど…。気にしないことにします。

 少し時間に余裕があるので、駅構内の売店でパン、牛乳など購入します。
 ついでですので、1度は改札を出ないといけないのですが…喫煙コーナーへ向かいます。

 喫煙コーナーで、改めて今回のスケジュールの説明をします。
 手応えがない。一抹の不安を覚えます。
 しかし、前回の教訓を生かしていることを期待します。

 時に8時44分。
 予讃線「いしづち7号」高松駅を出発です。

 2時間足らず電車の旅です。
 とりあえず、高松駅で買い求めたパン、牛乳で朝食です。
 …さて次の食事は何時になるやら。歩き遍路の時は「腹が減った時に店は無い」ことは予想の範囲内ですが、特に食欲もないのでコレで大丈夫。

 前夜の睡眠が少し足りなかったので、車内でウトウトします。
 到着のアナウンスで、フト我に返って「乗り過ぎていない」こと確認します。
 もしかしたら、1時間ぐらいはグッスリ寝入っていたような気もします。

 時に10時34分。JR今治駅に到着です。
 やや曇り…時に日が差します。
 日が差すと暑いですが、予想より涼しく。総じて「良い天気。遍路日和。」です。

 友人は「着替えてくる!」と言って姿を消します。
 わたしは、そのあいだに軽く準備運動をします。今日は最大限に歩けば20Kmに達するハズです。気は心、体の節々を動かし、筋を伸ばしておきます。

 双方、準備が整ったところで「改めて」出発です。
 第55番札所「南光坊」を目指して歩き始めます。

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 そして、いきなり迷います。
 どうにも?南光坊さんに近づく気がしない…。
 「地図を見ます!」と後を付いてきていたツレに声をかけます。立ち止まります。
 デイパックを降ろしてサブポケットから地図を出し、特徴的な建物から現在位置の把握を試みます。
 気がつけば、ツレは今までの進行方向へ歩いています。
 「さきさき歩いて行かんとってくれるかね!」思わず大声で呼んでしまいます。
 高松駅での一抹の不安は、こと大きな不安に取って代わります。

 ガソリンスタンドで道を尋ねます。どうにも道が違うようです。
 さて、相当に歩いて来ていましたが今治駅が見える地点まで戻ってきます。

 限りなく「仕切り直し」に近い戻り方です。
 「今治駅を起点に北東に進むには…最初の交差点を左折。」と覚えていたら違っていたようです。

 方角を見失った時、わたしは…お大師様に失礼ながら「杖を立てて影」を見ます。
 日が照っていないと不可能ですし、山中では無意味です。
 よもや、こんな技を早々に出すとは思いもよりませんでした。どうにも方向が違います。
 勘も狂って、早々に苛々が訪れます。

 ツレは「おぉ!さすが!」なんて言っています。
 …違うよ。軽装の貴兄は、それを言いに来たのか?言うことが違うでしょ?

 別の路地で、地図を見るため荷物を降ろします。
 出会ったオバサンに道を尋ねて、ようやく本筋に戻ってこれました。

 「JR高架線」なんて揺るぎない目標物があって、迷ったのが我ながら情けない。
 改めて、高架線をくぐるあたりで…頭の中で位置関係がハッキリしてきます。
 約20分ほど無駄にしました。ツレの着替え時間を含めるとさらに多いでしょう。

 残念ながら、最悪のスタートとなりました。
 程なく、第55番札所「南光坊」です。

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2006.10.18

【第2拝】第55番札所「南光坊」

【第2拝】第55番札所「南光坊」
平成18年10月14日 11:30

 順番からすると、第54番札所「延命寺」さんが先になりますが、JR今治駅から近い当寺から巡拝します。
 今回、南光坊さんから延命寺さんへの区間は逆打ちになります。

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 今治駅を後にして街中の路地を縫い、約2Kmを30分で…実際は駅から10分ほどのところのようです。
 若干のトラブルもありましたが到着です。微妙に気が急ぎます。
 今治市別宮町の第55番札所「南光坊」です。

 国道沿いに有る仁王門で1礼、境内へ望みます。
 混雑もなく、淡々と本堂から大師堂へとお参りします。

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 納経所でも特に変わったこともなく…。
 無事に納経のしるしをいただきます。

 出発の準備をしていると、入れ違いに団体さんの到着です。
 国道からの路地は大して広くないですが、大きなバスが入ってこられるものなんですね。

 時に11時51分。「南光坊」を後にして、第54番札所「延命寺」へ向かって歩き始めます。

【第1拝】第55番札所「南光坊」

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【第2拝】第54番札所「延命寺」

【第2拝】第54番札所「延命寺」
平成18年10月14日 12:46

 第55番札所「南光坊」を後にして、国道317号線から旧道?に沿った商店街を抜けます。
 さらに川沿いの県道38号線に入ります。

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 方角は分かるものの、分岐点が分かりません。
 逆打ちなので、保存協力会のシールも見えにくいんですね。それっぽい電柱、標識があっても回り込まないと確認できなくて…。順打ち方向からだと一目瞭然なんですが。
 それは仕方ないとして…。

 もし見落とすと、なにぶん土地勘が無いので、平気で交差点3つ分ぐらい行き過ぎてしまいそうな予感です。
 わたし自身も気をつけていますが、ツレにも声をかけます。
 「分岐点の電柱とか標識とか『お遍路さんシール』あるの見ててもらえる?何本も無いのが続いたら道を確認するから!」
 「ふーん?」手応え無し。むしろ「なぜ?」みたいに不服そうにも…。
 もしかして「連れて行ってくれる。」と思っているのかな?わたしはガイドか?先達か?
 少しイラッときます。

 まぁ、彼が予習復習してきていないのは既に分かっていたので、あまりアテにすることも出来ず。
 せめて標識見るぐらいはしてくれてもいいのに…。
 彼も1度は車で巡拝しているので、わたしも油断しました。

 しばしの沈黙の後。
 ツレより「俺も両眼微笑の腰に巻いてあるの、途中で買おうかと思う。」とのこと。
 ウェストバックのことだと思いますが…何を今さらの感が。水食料やペーパー類のような消耗品じゃあるまいし、道中で都合良く購入するつもりなのか?目的地でさえ不安なのに…。
 事前に何度も「装備は整えておいてね!」って言ってあったのに…。
 「ピンからキリまであって、なかなか良い品は見つからないんよ。店は探しながら行くけどね。」
 またイラッとしながら答えます。

 あんまり、イライラしながら遍路は全くダメですので、適当に話題を変えながらニコやかに。
 この時点ではケンカしながら歩いていたわけでは無くて、何とか「お荷物」「お客さん」から脱して欲しいと考えながら。

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 色々ありましたが、約4Kmを1時間足らずで歩いて到着です。
 今治市阿方の第54番札所「延命寺」です。

 溜め池横の路地を抜けると仁王門、そして駐車場です。
 仁王門で1礼、さらに中門から境内に臨みます。

 団体さんが先にお参りのようです。
 よく見事な作法の団体さん見かけますが、これまた見事な…。
 本堂では、ちょっと失礼して後ろからついて混ざってしまいます。
 大師堂では遠慮して、タイミングを外してお参りです。

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 納経所は混雑しています。
 こういう場合、少し時間をずらすと見る間に人がひくことが多いので…少し離れた椅子もある休憩所でしばし待ちます。
 遠目から他のお遍路さんの動きを見ながら、頃合いを見計らいます。

 遠くから「お茶いかがですか~?」とお接待に招く声が聞こえます。
 今、到着した方々へのようです。
 わたしどもは一足先に休ませてもらっています。

 納経所のほうは1段落したようです。添乗の方が忙しそうに納経帳、掛け軸などなど整理しています。
 無事に納経のしるしをいただきます。
 お礼を申し上げて、次の方と入れ替わります

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 ツレから声がかかります。
 「今のガイドさん見た?すごいキレイやったで!」
 「あっそ?見てない。」
 また少しイラッときます。この人はいったい何をしに来てるんだ?
 つれない返事をしたので、彼は少し拗ねているようです。

 時に13時15分。「延命寺」を後にして、第56番札所「泰山寺」へ向かって歩き始めます。

【第1拝】第54番札所「延命寺」

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2006.10.21

【第2拝】第56番札所「泰山寺」

【第2拝】第56番札所「泰山寺」
平成18年10月14日 14:08

 第54番札所「延命寺」を後にして、県道38号線を少し後戻りです。
 さらに路地を進み国道196号線へ向かいます。

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 交通量の多いバイパスの歩道を東南東に歩きます。
 アスファルトって意外と歩きにくいんですよね。凹凸が少ないのでスムーズなようで…クッションが無いので膝にきます。
 歩道なので、特に車が怖いというのが無いのは良いです。

 途中、標識を見間違えて…違う道を進みそうになります。
 街の中心へ向かう雰囲気が「おかしい」と気がついて、すぐに本筋に戻ってきます。

 まだ大して歩いていませんが、コンビニで休憩します。
 確か?このあたりから山手に進むと思うんだけど…?
 また、少し行き過ぎます。でも、すぐにリカバリします。
 そんなに難しい道でもないハズなんだけど。

 約4Kmを50分と少々で到着です。
 大型バスの姿が見えます。
 今治市小泉の第56番札所「泰山寺」です。

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 売店横から路地を抜け、山門へ臨みます。
 石段を登ったところで一礼、境内です。

 前回は境内も拡張中で「あら?」と思うところもありました。
 石段は当時から綺麗だったなぁ…なんて思いつつ。
 「キレイになった!」予想通りではありましたが声を上げてしまいます。
 石畳を打たれ、庭園も整えられています。

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 特に混雑もなく、本堂から大師堂へとお参りです。
 続いて、納経所へ参ります。

 納経帳をお渡ししてお願いします。
 ひとしきり筆の動きも落ち着いたところで、納経所の方に声をかけさせていただきます。
 「2年のご無沙汰でした。キレイになってて…。」
 「キレイになりましたでしょう?」
 「そうですよ。前回は石畳と庭園がまだでした。」
 あたりから話が続きます。

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 納経帳の他のページが汚れないように「挟む紙」が見つからないうようです。
 「あら?このあたりかな?」なんて言っているあいだに何枚も見つかります。

 曰く「墨も朱印も乾けば…そんなにほかを汚さないので何枚も入れなくて大丈夫ですよ?」とのことです。
 「やはりそうですか?」わたしの納経帳は区切りの都度に入っていたりします。
 「枚数は1枚でも大丈夫。少しページから出していただけてると、開けるところが見やすくて助かります。」とのこと。
 「なるほど!」
 毎度、どの札所でも納経帳に挟む紙が少し出たまま返していただくので、疑問に思いつつピッタリ隠れるぐらいに直していたのですが…余計なことをしていたようです。

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 無事に納経のしるしをいただきます。
 お礼を申し上げて後にします。
 その後、しばし散策です。

 時に14時35分。「泰山寺」を後にして、第57番札所「栄福寺」へ向かって歩き始めます。

【第1拝】第56番札所「泰山寺」

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2006.10.22

遅い昼食を…ま、こういうことも?

 第56番札所「泰山寺」を後にして、国道317号線を目指して路地を歩きます。
 ツレは「そろそろ何か食べんかね?」と時折に言っています。
 住宅が多く「食べ物やさん」は有りそうで…有りません。
 国道まで出るとそこそこに有りますが…ことごとくパスしてしまいます。

 時に15時2分。泰山寺より約2Kmの地点で遅めの昼食です。
 …1人なら続行したかなぁ?

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 スーパーによくある、軽食ができるコーナーで休憩もかねて。
 ま、こんなこともありますわね。

 思いのほかオーダーできる種類も多く、ここだけで1食まかなえそうです。
 わたしは「お好み焼き・焼きそばセット」を摂ります。
 これが、なかなか手頃な価格のわりにボリュームもあるうえ…結構うまい。
 想定外だったけど、これはめっけもの。
 「うどん」じゃないのも新鮮かな。

 さて、スケジュールし直しです。
 この休憩地点から「栄福寺まで1.3Km」の案内標識が見えます。これは15分ぐらいでしょう。
 栄福寺さんでは30分ぐらいの滞在ですね。これは失礼ながら、急いで短くもできるとして。

 どうにも?栄福寺さんから仙遊寺さんまでの時間が…微妙に足りない予感です。
 上り坂を4Km弱だから1時間じゃ無理ぽい。
 栄福寺さん出発が16時台だと、まず間に合いません。

 もし17時過ぎて仙遊寺さん到着でも、通夜堂をお借りして、明日の最初にお参りのスケジュールも良いのですが…。
 今回は、なるべく今日のうちに国分寺さんへ便利な地点まで行っておきたく思います。
 …ここは失礼して、栄福寺さんからタクシー利用かな。

 時に15時40分。休憩を終え、改めて第57番札所「栄福寺」へ向かって歩き始めます。
 …休憩長いな。

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2006.10.25

【第2拝】第57番札所「栄福寺」

【第2拝】第57番札所「栄福寺」
平成18年10月14日 15:56

 第56番札所「泰山寺」を後にして、昼食を兼ねた休憩を経て歩きます。
 見覚え有る車道をテクテク進みます。

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 いよいよ到着まで間際から、遍路道が歩きと車で変わります。
 距離は大して変わりませんが、これまでアスファルトの道が続いていたところへ「土の道」となります。
 ちょっと新鮮…でいいのかな?

 前回とほぼ同じ道を通っているハズですが、車ではサッと通りすぎてしまいますので…なかなか分岐点、例えば「遍路石」「保存会シール」まで目が届かないものです。
 ほか山、谷そして多くの自然も含めて、移動の速度を落とすと新発見もあるものです。

 公民館でしょうか?地区の集会場でしょうか?
 尾根に建つ…ちょっと立派な建物の前を通過します。
 ツレから声がかかります。
 「栄福寺さんてココやったかね?」
 「んなわけないだろ!1回来てるんでしょ!」突っ込んでしまいます。
 …笑えない。
 さらに歩きます。

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 泰山寺さんから約3.3Kmを1時間20分ほど。
 休憩地点からでは約1.3Kmを15分で到着です。
 今治市玉川町の第57番札所「栄福寺」です。

 お参りの前に…まず納経所へ向かいます。
 タクシーを呼ぶため電話番号を尋ねます。最寄り何ヶ所かの案内を受けられること期待しつつ…。
 快く教えていただけます。忙しそうな時には遠慮したいところです。
 携帯から「16時30分ごろ」で迎車していただけるよう予約します。ここ栄福寺さん到着から30分後ですね。
 ひとまず、これで安泰です。予想はしてても、この日程は歩くつもりだったので…ちょっとイカサマぽくて不本意だけど。

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 本堂、続いて大師堂へと参拝です。
 気が急いていたのでしょうか?ひどく短時間で…。いかんなぁ。

 改めて、納経所へ向かいます。
 無事に納経のしるしをいただきます。
 お礼を申し上げて後にします。

 時間が余ってしまいます。タクシーが早く到着すること期待します。きっと「30分に来てください」と言っても少し早めに来てくれるでしょう。
 しばし散策します。

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 錫杖、網代笠の先達さん?
 山門の方向から…お1人でお参りに見えます。
 姿が近くで拝見できるあたりで挨拶を交わします。
 …オーラが見える気がする。もしや名のある方かも?

 先達さんは本堂へ向かわれたので、挨拶から後に声をかけること気が引けてしまいます。
 まもなく、先達さんがお参りに入ります。拍子木も使われ、山々に響き渡る読経です。
 迫力に気圧されて、わたしは歩を止め、見に入り、聞きに入ってしまいます。

 タクシーが到着します。
 色々と…少し心残して境内を離れます。

 時に16時24分。「栄福寺」を後にして、第58番札所「仙遊寺」へ向かいタクシーに乗り込みます。
 …‥・・・。

【第1拝】第57番札所「栄福寺」

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2006.10.28

【第2拝】第58番札所「仙遊寺」

【第2拝】第58番札所「仙遊寺」
平成18年10月14日 16:32

 第57番札所「栄福寺」を後にして、細い車道で山道を登ります…タクシーですが。
 バス回転場所を過ぎ、本堂裏の駐車場までお願いしています。
 約4Kmと思っていたら、実際はもっと短いかもしれません。8分ほどで到着です。
 今治市玉川町の第58番札所「仙遊寺」です。

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 タクシー利用で楽をさせていただいたのに…疲労でヘロヘロです。
 今回での難所が打てそうな安心感からでしょうか?

 境内へ向かって歩いていると、ゆず湯(風呂にあらず)のお接待です。
 車で出かけようとされていた若い男性が、車から降りて急いで戻ってこられます。きっと我々の姿を見つけてでしょうね…。
 ポットから注いでいただきます。大変に恐縮してしまいます。
 ゆずの良い香り、蜂蜜の甘さに疲れが和らぎます。
 お礼を申し上げて後にします。

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 本堂から大師堂へとお参りです。
 混雑はありませんが、17時が近いので皆それぞれに慌ただしそう。

 改めて、本堂の納経所へ向かいます。
 無事に納経のしるしをいただきます。
 お礼を申し上げて後にします。

 落ち着いたところで、ノートの整理をしようとベンチに座って…。
 お寺の方から声がかかります。なにげに忙しそう。
 「歩きの人…通夜堂の利用はいかがですか?」
 心動いていましたが、今回は謹んでご辞退申し上げて…これから山を下ります。

 「お参りまだの方はいませんか~?」
 本堂の大きな戸を閉めている…別の方の声が聞こえます。
 もうそんな時間なんですねぇ。

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 時に17時ちょうど。「仙遊寺」を後にして、日も暮れかかっていますが…石段から山を降り始めます。
 第59番札所「国分寺」方面を目指しますが、ひとまず先に宿か駅ですね。バイパスか駅周辺まで行けば何とかなるでしょう。

【第1拝】第58番札所「仙遊寺」

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2006.10.29

今治市内で宿泊。

今治市内で宿泊。

 第58番札所「仙遊寺」を後にして、夕暮れ間近な山道を下ります。
 時折に、休憩のため座り込むと…蚊が寄ってきます。
 歩き用の厚手のソックス、ほかスラックス越しにボコボコに吸血していきます。
 こりゃ、たまらん。

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 時に17時40分。平野部に歩が届く前に日没です。
 山の尾根で影になっている部分は、夕暮れから夜になるのが早いと思われる…。
 俗に言う「山の日暮れは早い」ってのですか。

 足が痛い。民家少ない暗い道が怖い。
 タクシーを呼びたい衝動にかられつつも、目標物が分からないので…呼びようもなく。
 彼方に街並みの明かりが見えます。3Km?4Km?もっと近そう。
 …明かりまで歩けば何とかなる。

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 ふと、交差点で立ち止まります。
 このまま明かりに向かって歩く、でいいのかな?
 このようなケースで、たまに弧を描いて「あさっての方向」に行ってしまうこともあるので…悩んでしまいます。
 暗くなったら、知らない農道は油断できません。

 違う路地から軽トラが近づいてきます。
 我々の前で停車します。
 「まっすぐですよー」おばさんから声がかかります。
 不安になっていたところですが方向性が出ます。今までの進行方向で良いみたい。
 お礼を申し上げて別れます。

 少し進むと…また交差点。
 進行方向まっすぐにある先は、街の明かりではなくて…なんか寂しい感じが。
 立ち止まっていると、先ほど別れた軽トラおばさんが戻ってきます。
 「気になって見に来ました。ココを左折です。言い方悪かったです。申し訳ないです。」とのこと。
 ご心配おかけしてたみたいで、わざわざ戻っていただいての道案内に大変恐縮します。

 黙々と歩き続けます。
 ふと後ろを振り返ると、今さっきまで歩いていた山々が彼方に見えます。
 明るく光点が見えるのは「通夜堂」から漏れる明かりでしょうか?
 歩けばけっこう歩くもんだ。

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 寂しかった往路も徐々に民家が増えてきて、さらに国道196号線バイパスの明かりも近づいてきます。
 タクシーを呼ぶに目標になりそうなところ何ヶ所かありましたが、このあたりまで歩けば必要ないでしょう。

 いよいよ、国道196号線バイパスまで戻ってきます。
 さて、もう宿探しにしましょうか…。JR駅も遠くないハズですが、駅周よりバイパス沿いのほうが「有りそうな」感じです。

 現在位置の把握と、これからの進路です。
 わたしが以前に購入したハンディGPSは地図を見るのに携帯が必要なのですが、今回のGPSは移動ログ記録だけで対応する携帯は持参していません。FOMAじゃなくてPDC持ってきたら良かった。
 バイパスの歩道で座り込んで地図を広げていると、散歩中と思われる…おばさんから声がかかります。
 「国分寺さん?いっしょに行ってあげようか?」とのこと。
 「じつは…かくがくしかじか、歩けそうもなくて…宿を探そうかと。」ご厚意に感謝しながら伝えます。
 やはり宿はバイパス沿いにあるそうで、大まかに場所を聞きます。
 お礼を申し上げて別れます。

 第58番札所「仙遊寺」から6Kmほど歩いたようです。
 時に18時25分。お散歩おばさんに教えていただいたビジネスホテルへたどり着きます。
 要所で道案内いただいた、お二方に感謝です。

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 チェックインの後、1時間ほどくつろぎます。
 気が抜けて、文字通り「やれやれ」と言わんばかりです。
 一時はどうなることかと。通しの歩き遍路だと…ここまで消耗すると不都合あるかもしれません。
 食事のために、1度外へ出ます。ここでも紆余曲折…。

 頃合いには宿へ戻ってきます。
 そして大浴場へ。
 大きな浴槽で伸び伸びしてから、ジャグジー、続いて電気風呂へ。
 疲れが癒される感が…。

 早々に就寝の予定でしたが、七転八倒、踏んだり蹴ったり、けっこうな時間になってしまいました。
 明日の行程に、差し障りがない程度で休むことにします。

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