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2006.09.26

四国別格第15番「箸蔵寺」(前編)

四国別格第15番「箸蔵寺」
平成18年9月25日 14:47

 第2拝、11日目としてスタートです。
 秋らしい清々しい天気にもかかわらず昼前まで惰眠を貪り、空虚で無秩序な時間が過ぎます。
 カレンダー通りでない連休も今日で終わり。無作為に過ごすのも如何なものかと思い、とりあえず顔でも洗ってみます。

 「これはイカン!」
 とにかく出かけられるように身支度を手早く。
 デイパック、ウェストバックの中身を点検。白衣、輪袈裟を身につけます。

 連休中はどこか歩いてこようと思っていたら…この体たらく。
 体が重い気がするけど気分を奮い立たせます。今日行かなくて何時行くの?
 食事を摂ってないけど…ま、いいや。

 出発時間が遅いのと、明日には日常に戻ってこないといけないので車での巡拝です。
 またもや、このパターンが続いているので少し自己嫌悪。

 時に13時ちょうど。
 アイドリングもほどほどに出発です。

 徳島県西部を目指すには手っ取り早い高速道路の利用です。
 徳島本線料金所を通過、徳島自動車道を西進します。
 途中、土成ICを過ぎたあたり、高速道路では珍しい片側交互通行があって驚いたこと以外は順調です。トンネル内で電装の工事をしてたみたい?
 14時17分、井川池田IC流出です。いやはや池田町も近くなったものです。

Imgp3550

 国道32号線にIC出口近くから北に延びる、新しい橋がかかっていたのは知っていましたが渡るのは初めてです。
 「四国中央橋」と名付けられた美しい橋は、これまた新しいキレイな道路に接続して、以前からある「猪ノ鼻峠越え」に続きます。
 少しいびつな気もしますが、何年も通らないあいだに便利そうな様変わりしていることに軽い衝撃を受けます。
 「うわぁ~?」って感じですね。

 今日は峠を越えるところまで行きません。
 JRはしくら駅を過ぎたあたりで、程なく「箸蔵山ロープウェイ駅」です。
 ロープウェイが遠方からも確認できるので迷うこともなく到着です。
 四国別格第15番「箸蔵寺」へはロープウェイを利用して登ることが出来ますが、今回は利用しません。

 「近くで食べ物屋さんありそうな雰囲気?」
 ロープウェイ駅から国道をはさんで反対側に…うどん屋さんです。
 山に登ると食事が出来るところは無いと思われるので、せっかく見つけたこのタイミングで入店です。

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 お約束のように「かけうどん」をオーダーします。
 けっこうコシがあって美味い。観光地では期待できないこと多いけど、良い意味で予想を裏切られた感じ。

 さて、食事も済ませたところでロープウェイ駅周辺を散策します。
 念のため料金表も見ておきます。価格によってはロープウェイの利用も良いかな?
 「………?」

 売店では「お接待所」的なコーナーがあり、お茶の準備がされています。
 壁面の大きなコルクボードに色とりどり多くの納め札が貼られています。珍しそうに眺めてしまいます。
 その時、駅員さんの登場です。
 「こんにちわ~!」挨拶を交わします。
 待ってました!とばかりにカメラマンお願いしてしまいます。

 続いて、車での山道など聞いてみます。
 確か?かなり近いところまで車で行けたハズ。なにぶん、わたしの記憶も古くて不確かなので…。
 すぐに分かりそうなようです。一安心。
 結局、何も買わない、ロープウェイ乗らない。さんざん話を聞いて、カメラマンお願いして出てきてしまいました。ごめんなさい。

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 駅から出てきたところ、ワゴン車ほか乗用車が続いて到着です。
 そろそろ15時が近いな。いい時間になってきたのかな?

 車で山道を登ります。
 あら?けっこう道が細いなぁ。
 やはり、ロープウェイの利用が一般的なのかな?
 別の山道で境内まで通じるルートがあるそうだけど、見つけられなかったのと…通行に何か憚られるものがあったので、力を入れて探すことまではしませんでした。

 時に15時30分。
 三好市池田町州津の四国別格第15番「箸蔵寺」山門です。

 ここで降車して歩きます。
 先客の姿が見えます。

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2006.09.30

四国別格第15番「箸蔵寺」(後編)

四国別格第15番「箸蔵寺」
平成18年9月25日 14:47

 石段を登り仁王門で合掌、さらに参道へ臨みます。
 「お大師様お迎えありがとうございます。」と気持ちを込めます。仁王さんにもご挨拶差し上げたいところですが…今回はご遠慮させていただきます。

 尾根に沿って弧を描く…参道で歩を進めます。
 先に参拝のご夫婦はずっと先を歩かれているようです。

 当寺は天長5年(826年)に、弘法大師により金比羅神のご本尊を刻まれ開創されたとのことです。
 以来、千有余年にわたって「こんぴら奥之院」として金比羅信仰の中心となっているそうです。
 多くの祭事、法要の中でも「箸供養」は全国に知られています。

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 いつの間にか、先を歩いていたご夫婦に追いついてしまいます。
 「こんにちわ!」挨拶を交わします。
 ご主人より尋ねられます。
 「箸蔵寺さんへは良くお参りされますか?」とのこと。
 「いやぁ…何十年ぶりですよ。」実際、20年ぶりぐらいかなぁ。
 「…?」ご夫婦は不思議そうにされています。

 「1度、八十八ヶ所はお参りしまして、2度目は別格さん、奥の院さんもお参りしようかと思ってましてね…。」わたしから続けます。
 ご夫婦は「分かった!」と言う雰囲気です。
 「…!なんと若いのに素晴らしい!」ご主人ひどく感心されています。あんまり、この流れになるのも本意でないので…ほどほどで。わたしも、そんなに若くないみたいだし。

 遍路話は続きます。
 「八十八ヶ所と別格さんを巡礼したら百八ヶ所になるんですよね?」奥様から。
 「そうそう!煩悩の数と同じだそうです。」しばし、この流れで。
 ご夫婦も八十八ヶ所は巡礼されたそうで話は広がります。
 そして脱線。
 「松山のほうで有料駐車場に変わったところ多いですよ!」奥様から。
 「えぇ~?どこです?」何となく見当はつくものの聞き返してしまいます。ま、愛媛県西部はまだまだ先のことですし、車で行くか未定ですし…参考までに。

 「お兄さんは理容関係?」奥様より。
 「いえ、今日は月曜日ですけど休みはたまたまなんですよ。」
 さらに脱線。
 あら?そんな雰囲気があったのかな?無いよなぁ…単に月曜日にウロついていたからだよね。

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 話しながら歩いていると程なく石段です。
 この石段からが大変だったような朧気な記憶があります。

 「お先へどうぞ…。」ご主人より。
 お2人に同行するのも野暮と言うものです。まだ、わたしは足が残っているので、お言葉通りに先を急がせていただきます。

 石段です。
 こんなにキツかったかなぁ?
 続いて石段です。
 境内でも納経所、ロープウェイ駅のある高さまで登ってきます。また、後ほど参ります。

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 そして石段です。
 途中に「大師像」を見つけます。
 まだまだ登ります。

 16時ちょうど。いよいよ本殿(本堂)へ辿り着きます。
 少し息が上がっているので、呼吸が整うまで近くの東屋で休ませていただきます。

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Imgp3586

 本殿(本堂)へ参拝です。
 納め札を入れる箱は有っても、ろうそく、線香を納めるところがありません。
 手順は少なく変わりますが、これまでと同じように参拝です。

 続いて、御影堂(大師堂)へ参拝です。
 本殿へと同じように。

 登ってくるときは違うルートで、納経所付近まで降りてきます。
 「…?閉まってます。」いや、まだ16時半ぐらい?登って来たときには開いていたハズ。
 「あれ~?」思わず声に出てしまいます。
 「納経の方どうぞ!」すぐに納経所の中から声がかかります。閉められた戸も開かれているようです。
 …驚いた。一瞬「出直し」になるかと思いましたよ。
 無事に納経の印をいただきます。

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 しばし散策です。
 せっかくですので、利用はしませんがロープウェイ駅まで見に行きます。
 境内だけでも…いっぱい歩いた。すごく広いです。

 石段を元来たルートで下ります。
 仁王門の近く、何台か駐まっていた車は既に出発したようです。わたしの車だけが残っています。
 多くは駐車出来なさそうな雰囲気ですので、やはり催しなどあるときは麓で車を駐めてロープウェイ利用が良いようですね。

Imgp3604

 時に17時15分。「箸蔵寺」を後にして帰路につきます。
 車の山道を慎重に下り始めます。

 順調に井川池田ICから徳島自動車道へ流入。ほんの数時間前とは逆に東進です。
 片側交互通行は解除されているようです。
 17時を過ぎているので「通勤割引」の適用を受けるため、1度…土成ICから流出してみます。料金所を過ぎたところでUターン。再び徳島自動車道へ入り直します。
 急いでいたら面倒なのでしませんけど。走行50Kmまで半額ってけっこう大きいかな?

 順調な流れで徳島本線料金所を通過、徳島ICより流出です。
 一般道路では渋滞を覚悟していましたが…大したこともなく。

 なんら問題なく19時前には帰宅です。
 遠いような…近いような…半日の行程でした。

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