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2006.05.04

四国別格第2番「童学寺」

四国別格第2番「童学寺」
平成18年5月3日 15:10

 大きな溜め池近くの駐車場で降車します。
 白衣を整え、持参物の準備をします。堤防の上の車道を歩いて進みます。
 おそらく奥でも駐車は出来ると思われますが、山門を過ぎるような雰囲気ですので…これ以上の車での進入は遠慮します。

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 名西郡石井町の四国別格第2番「童学寺」です。
 当寺は、幼名を「神童」と呼ばれたお大師様が学問修行をされたことに由来して「高祖弘法大師学問所童学寺」を寺号とされています。
 当山において、お大師様の創作された「いろは歌」四十七文字は日本の民衆教育の最初とのことです。
 お大師様の伝説では、治山、治水も多く語られていますが、政治、教育の伝説も多いですね。

 境内では人多く。入れかわり立ちかわり…多くの参拝者が訪れます。
 こと、境内まで車での参拝者も多く、なかなか車の移動も困難な場面もあるようです。

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 本堂へ参拝です。
 4人ほどのグループの後に習って読経します。
 途中からなので、ほとんど読み落としてしまいました。
 「南無大師遍照金剛」

 大師堂へ参拝です。
 キョロキョロしていると、人多い中、ご夫婦…旦那さんから話しかけられます。
 「さっきの団体さんの方ですか?」
 「いえいえ…」お答えします。
 遍路話に突入です。出所、これからの予定、ここまでの順路。
 中国地方からおいでで、四国別格霊場も含めて四国八十八ヶ所も巡拝とのことです。

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 かの旦那さん曰く。
 「別格3番さんは2つ山越えですよね?」とのお尋ね。
 「そうです!焼山寺さんまでは道もキレイになりましたが、もう1つの山は難所です。国道で行くのが無難です。」
 たまたま、機会があって「大川原高原越え」に近いところ通っていましたので即答です。
 別格2番さんから3番さんは、遠回りが…結局は近道になると思われます。
 慣れていないと迷いますし。
 挨拶を交わしてお別れです。

 お手本になりそうな団体さんがいなくなったので、たどたどしく読経します。
 人が多いと緊張して、なかなか「声高らかに」にならないです。
 修行が足りません。

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 納経所へ向かいます。
 が、財布を車内に忘れていることに気がついて…池の縁を辿って車へ戻ります。
 賽銭は別の小袋があるので問題なかったので、納経所にに臨むまで思い出しませんでした。
 納経所の方に「すぐ出直して参ります!」と伝えます。

 …文字通り、すぐ出直します…。
 「お騒がせしました!」とデイパックから慌てて何冊も納経帳を取り出し、別格霊場のものをお渡しします。
 無事に、納経いただきます。

 その後も雑談です。
 「おや?奥之院も行ってる?」納経所の方から尋ねられます。
 「そうなんですよ。区切りでぼちぼち行ってまして…何年もかかりそうです。」
 ほか、これまでの苦労したところ、楽しかったことなど話題が広がります。
 最近では道路も整備されて以前より相当に便利になったねぇ…。あたりで一節つきます。

 納経所の方、曰く。
 「よく1番さんから巡礼しないといけないか?と尋ねられる。『どこからでも!』と答えてるけど、やっぱり1番から行ってるみたい。」とのこと。
 「高野山から来るなら1番からになるだろうけど、九州とか中国からの人に『1番から』って難しいでしょ?絶対に1番からと言うことはないよ。」と続けて話されます。
 なるほど。確かにおっしゃるとおりです。

 「わたしは1拝目は区切り打ちでも完全に順番通りに巡拝しましたが、2拝目は気の向くまま…行きやすい札所からになってます。」
 「この方法だと、後になって難しいところが残ってしまいそうなんです…。」
 このあたりを、まずお話しします。
 「1番から順番を気にして始めると…難しいところも頑張って行きますから、その『せっかく尋ねたのに1番から行く人』の気持ちも分からないでもないですねぇ。」
 「どこから始めても良いけど、結局は1番から行くようになってしまうですか?」
 オチがついたのか良く分かりませんが、お互いニヤリと苦笑いです。
 お礼を申し上げて、納経所を後にします。

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 さて、お参りも終わったところで散策です。
 先ほどから初老のご婦人が、藤棚の近くで凄いレンズの装着された一眼レフを方々に向けているのは気がついていました。
 大師堂近くまで戻ってくると…ご婦人は休憩されているようです。
 「凄いレンズですねー?マクロですか?」と話しかけます。
 「いえ…望遠なんですよ。」あら?わたしとしたことが…。

 よく見るとペンタックス。それも2台あります。MZ-3とMZ-5です。フィルムのカメラです。
 ずっと前にカメラ屋さんで見かけて欲しい時期がありました。
 「あら?カメラが兄弟ですね!」わたしの*istDS2を見せます。
 期せずして境内でカメラ談義です。このパターンは初めてですよ。

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 今使っておいでのフィルムカメラが買い換え時期も近いそうで、次はデジタル一眼レフの購入を検討されているとのこと。
 わたしのカメラを見ても「DSの新しいほうね?」と詳しいのなんの。
 夏?か秋?の新製品の中級機の情報もすでに聞いておいでのようで…「発表まで待つつもり!」とのこと。

 「このFA35mmってデジタルで使うと50mmぐらいになって…明るいし良いんです。」
 「今日はズームは持ってきてないんですけど、やっぱり単焦点1本だと…いくら後ろに下がっても画角が足りなくて悩むときありますね。」
 あと、レンズの見せ合いになったり、カメラボディーの解説になったり。
 お互いがコンパクト機も持参してることに気がついて、また話が長くなりつつ…。

 ひとしきり話し込んだ後、お見送りをして別れます。
 けっこう長い時間だったようですね。

 その後、ベンチに座ってノートの整理です。
 やはり人の出入りが多いです。

 時に16時40分。「童学寺」を後にして帰路につきます。

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