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2005.12.03

「地蔵寺」から「小柿休憩所」へ。

 「地蔵寺」を後にして、第6番札所「安楽寺」へ向かって歩き始めます。
 暑くなく寒くなく…快調です。

 後ろで自転車が止まる気配を感じて、思わず立ち止まってしまいます。
 「6番さんはコノ道?」声をかけられます。郵便局前ですれ違った…自転車遍路の年季の入った方です。
 「そのつもりですが…」お答えします。
 彼はそのまま無言で立ち去ってしまいます。

 しばらく進むと…微妙な分岐点です。
 太い車道は怖いので、行く先に不安を感じつつ…細い車道を進みます。そんなに外れたところには行かないでしょう。
 かなり視界の彼方で、先ほどの自転車の男性が地図を広げているようです。
 Uターンしてこないところを見ると、この道で正解のようです。

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 さらに進むと、神社が見えます。
 近くで若い女性の歩き遍路さんが、オジサンに道を尋ねている様子です。カブも見えますが…これはオジサンのですね。
 ちょっと道に不安になっていたので…。
 「6番さんは…この道を真っ直ぐでよろしいですか?」横から尋ねてしまいます。
 「真っ直ぐです。」オジサンから即答です。
 お礼を申し上げ先へ進みます。
 女性を追い抜いてしまいますが、ポトポト続けて歩いていきます。

 民家の横で猫さん見つけます。
 雰囲気からするに、遊んでくれそうにありません。
 すぐに逃げていってしまいます。

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 あきらめて歩を進めます。
 何軒か民家を通り過ぎると、物陰から先ほど逃げていった猫さんと似た柄の…おそらく別の猫さんが飛び出してきてビックリします。
 …すぐ逃げていってしまいます。
 なんだろ?

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 時に13時07分。「小柿休憩所」です。
 「地蔵寺」から2.7Km、「安楽寺」へ2.5Kmのほぼ中間地点のようです。
 備え付けの時計は2分ほど進んでいるみたいです。
 一休みします。
 ちょっと足が痛いかも…?
 朝からだと8Kmぐらいしか歩いていないはずですが…。運動不足かな?

 小休止の後、第6番札所「安楽寺」へ向かって歩きます。

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2005.12.07

【第2拝】第6番札所「安楽寺」

【第2拝】第6番札所「安楽寺」
平成17年11月24日 13:42

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 特に迷うポイントも無く、時折の秋らしい景色を眺めながらテクテク歩いてきます。
 「地蔵寺」を後にして、「小柿休憩所」を経由、約5.2Kmを1時間20分ほどで到着です。
 板野郡上板町の第6番札所「安楽寺」です。

 少し足の痛みが強くなっているかも?
 まだ10Km少々しか歩いていないハズですが…夏と冬では加減が違うのかな?ただの運動不足かな?

 駐車場では、地蔵寺で出会った「墨染めの法衣の方」の車を見かけます。
 おや?かなり長い時間を滞在されているようです?

 「その笠はどこで買ったの?」突然に声がかかります。
 駐車場に駐まっているタクシー近くに立っている男性からです。運転手さんにしてはラフな服装だけど…営業中なのかな?郊外のタクシーなら不思議じゃないですか。
 「この笠は香川の…かくがくしかじか…」説明します。
 「なかなか見かけない、変わった笠と思っていたけども…。」すごく驚かれている様子です。

 さて、その後は長らく駐車場で立ち話となります。
 質問責めと言うか、責めではなく…ちょっと1歩突っ込んだ遍路話ですね。
 「どちらから?」「今日の予定は?」「なぜ?遍路を?」あたりから。
 「大層な恰好ですが…じつは地元は徳島からなんです。」「打てるところまで…。」「1拝目は供養のつもりで…急いでしまいましたが。2拝目は色々と。」から思うがままに話します。
 良くある傾向ではありますが、今までとは違ったテンションで話題が展開します。大いに脱線する場面も多々ありつつ…。
 わたしも思いがけず滑舌良く、脱線ついでに…無用なところまで話題が広がってしまいます。

 長らく立ち話をしていると、見覚えのある墨染めの法衣の方が…境内の方向から車に戻っておいでです。
 わたしと運転手さんワイワイやっている横を通り過ぎます。
 軽く会釈をしますが…ひどく驚かれている様子です。
 ひとまず、運転手さんとの話は締めくくりをします。ついでに、カメラマンもお願いしてしまいます。

 えぇっと…。
 確か、6番さんは鐘楼門だったハズ。
 さて「どう撮ったら格好いいかなぁ?」とウロウロしていたら、運転手さんが付いてきています。
 「撮ってあげるよ!」声がかかります。
 「ヨロシクです~。」即答です。バッチリ撮っていただきます。

 鐘楼門で合掌、境内へ臨みます。

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 順当に、本堂、大師堂と参拝します。
 団体さんも同時刻に到着で、途中からコッソリ混ざってしまいます…。
 経本が違うのかなぁ…読み方が違う部分は気にせずに。

 納経所で無事に納経いただきます。
 しばし散策します。

 ここで、運転手さんと再会です。
 「心配になって見に来てしまったよ!」とのことです。
 「それは…それは…どうもです。」から長話です。
 わたしからの「写真の趣味がありましてねぇ…」あたりから、ピンときた方向からカメラに納めつつ。
 まだ、駐車場での長話で足りない、第1拝の様子など、第2拝の長期での予定など、さすが知ってる方なので、お話はすぐに理解していただけます。
 「…これこれ…こういう…だと、難しいところばっかり残るんですよ~。」あたりから、さらに長話の様相を帯びます。

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 長々と立ち話をしていると、ずっと手前で追い抜いてしまった女性を見かけます。これからの参拝みたいですね。
 そのタイミングで「長い立ち話」はお開きです。

 運転手さんと一緒に鐘楼門で一礼の後、「安楽寺」を後にします。
 駐車場へ向かって、長話の続きをしながら2人歩きます。

 いよいよの間際。
 曰く「乗っていく?いや、歩いて行くね…余計なこと言うことないね。」
 「こちらこそ、長らくご商売の邪魔して申し訳ないです。」お答えします。
 「商売はしてないよ~!」
 「兄さんもオッサンに話し込まれて大変だったねぇ(笑)」とのことです。
 「いえいえ…今日はこういう日です。歓迎ですよ!」
 改めて、お礼を申し上げてお別れします。

 時に14時34分。「安楽寺」を後にして、第7番札所「十楽寺」へ向かって歩き始めます。

【第1拝】第6番札所「安楽寺」

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2005.12.14

【第2拝】第7番札所「十楽寺」

【第2拝】第7番札所「十楽寺」
平成17年11月24日 15:20

 第6番札所「安楽寺」を後にして、さらに西に向かって歩きます。
 とりあえず、足の痛みは治まっています。

 少しも歩かないうちに、対向方向から見覚えのある…年季の入った自転車遍路の方が近づいてきます。
 そのまま通過するかと思いきや、キュッっと目前で止まるのでビックリします。
 「安楽寺はコノ先?」とのことです。
 「そうです。すぐに分かりますよ。7番さん先に行かれたですか?」お答えしたついでに聞いてしまいます。
 「…‥・(ニヤリ)。」
 そのまま、含みを残して出発の様子です。

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 これより阿波市に入ります。
 真新しい表示板に「これからのブログはどうしよう…?」なんて、つまらないことを考えてしまいます。

 行く道にコインスナックを見つけます。
 そう言えば…昼食を摂っていないような気がしますが、さして空腹感もないので一休みしたらこのまま続行です。
 店名に少しウケてしまいます。

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 …なんとなく少し十楽寺から行き過ぎてしまったような気がしはじめます。
 本日の登場は何度目か…携帯GPSの出番です。
 細い道でショートカットできたようですが、やはり通過しています。
 変わった形の交差点から、車道を後戻りすることになりそうです。

 第6番札所「安楽寺」を後にして、約2Kmを40分ほどで到着です。休憩を含めても、少し遅めのペースですね。
 阿波市高尾の第7番札所「十楽寺」です。

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 広い駐車場に駐まっている、何台かの観光バスのうち1台を残して…ほとんどが出発の準備中です。
 ただいま出発準備中の団体さんは、もう1ヶ所を打ちに行くのかな?
 このまま宿に入るのかな?もしかして…解散ポイントへ向かっていたりして?
 つまらないことを考えてしまいます。

 鐘楼門を写真に納めようと、映える角度を探してウロウロしていたら声がかかります。
 「写真撮りましょうか?」
 これまで、追い抜いてしまったり、出発前にすれ違ったり…見覚えある歩きの若い女性です。先に到着してお参りも終わっているようです。
 「お願いします。」
 カメラをお預けします。
 …どうも立ち位置が良くなかったみたいで、悩ませてしまったみたいです…。途中、わたしはダンプに轢かれそうになってしまいましたし。

 「今日はどうされます?わたしは8番さん行きます。」聞いてしまいます。
 「ここで終わりにして宿に入ります。」とのことです。
 「ですよねぇ。微妙な時間で…。」
 お礼を申し上げて、お見送りします。

 鐘楼門で合掌、境内へ望みます。
 お地蔵さんの前を通り過ぎ、段数少ない石段を登ると境内が広がります。

 …石段を登り切る直前に、地蔵寺で出会った「墨染めの法衣の方」と出会います。
 曰く「車だけども『歩き』ぐらい時間を境内で使います!」とのことです。
 「なるほどぉ!」
 軽く会釈をして見送ります。

 タクシーの運転手さんと出会います。
 「時間がかかってたから心配したよ!」とのことです。
 「ちょっと行き過ぎて戻ってきました(笑)」お答えします。
 「何度も来てるでしょうに…どうしたの?」心配そうに言われます。
 「いやはや…w」お茶を濁してしまいます。

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 本堂へ参拝です。
 団体さんに途中から混ざってしまいます。この節は多いですね…。
 何となく後方から視線を感じてしまいます。

 団体さんに混ざって、大師堂へ移動です。
 「ボクは歩いてお参り?ボクって歳じゃないか…?」おばさんから声がかかります。
 「いやいや…(笑)若作りしてますが結構いってます。若く見られると良かったりします。歩いてます!」お答えします。
 開経偈が始まり、団体さんは慌ただしく列を整えます。そのまま、おばさんとの話は途切れます。

 お邪魔にならないように、ロウソク、線香、納め札、賽銭と順に納めます。
 改めて、最後列に回ってコッソリ混ざってしまいます。

 この度、出会った団体さんの撤収が早くてビックリしてしまいます。
 納経所へ赴きますが、人は少なく。

 順番を待つあいだ、なにげに横をチラリ見てしまいます。
 「すごい…!」
 開かれている納経帳のページが、朱で塗りつぶされて…文字通り「真っ赤」。もちろん、筆の墨は重厚に揺るぎません。

 思わず聞いてしまいます。
 「何回ほど回っておいでですか?」
 「100は超えた。」「兄さんも歩いて良いこと。気をつけて行きなされ!」とのことです。
 「ありがとうございます。お気をつけて!」声をかけてお見送りします。
 「重ね印」として、数え切れないぐらい朱印を受けている納経帳は見たことありますが、どこがどう重なっているのか分からないぐらい染まっているのは初めて見ました。

 無事に納経いただきます。、
 納経所を後にして、散策を始めます。

 団体さんに添乗されていたと思われる…お坊さんのご一行です。
 思うところもあって話しかけてしまいます。
 少し困惑させてしまったみたいですが、しばし話し込んでしまいます。
 女性のお坊さんの登場です。これはまた…多くのお坊さんが添乗しているツアーですね。
 「お遍路さん。お菓子あげます!」「高野山で有名なお菓子なんです。」
 お礼を申し上げて、遠慮なくいただきます。
 お見送りします。

 さて、境内には…わたし以外に誰もいなくなりました。
 ちょっと失礼して石碑の上にカメラを置いて、セルフで記念撮影ですが…。
 自信なかったのですが、まぁまぁ…良しとします。

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 「ありゃ?写真撮ってたの?えらい工夫やなぁ(笑)」
 「撮ってあげたのに~!」
 声がかかります。タクシーの運転手さんです。
 「人がいたら誰でもお願いするですが…誰もいなかったらこんな感じです(笑)。」

 続いて、長話になりそうな予感がしつつ…歩を同じくして鐘楼門へ向かいます。
 時を同じく一礼の後に退出です。

 駐車場では、本日の予定について…またもや長話になります。
 そして脱線も脱線も…とにかく脱線です。
 けっこうな長話の後、再会を記念して解散です。

 時に15時49分。「十楽寺」を後にして、第8番札所「熊谷寺」へ向かって歩き始めます。
 残り時間が不安ですが、とにかく西進します。

 車道を少し進むと…真横で軽トラが止まります。
 見覚えのある方が運転しています。ずっと、タクシーの運転手さんと思っていたら違うようです。
 「あっれ~?」思わず驚きの声が…。

 助手席側の窓がスルスルと下りて、改めてお別れの挨拶です。
 「またご縁がありましたら…。」
 走り去る軽トラを見送ります。

 ここで「ん?待てよ…?」と考えてしまいます。
 「軽トラ。」
 「あらぬ方向に脱線して長話。」
 「お言葉に甘えたら、ドコへでも連れて行ってくれそうな雰囲気。」
 何かタイプに覚えがあります。

 すぐに思い出します。
 サイト「野宿放浪日記」での、ページ「四国巡礼てくてく編」に何度か登場される…黒田原さん(仮名)ですよ。間違いないでしょう。
 これまでご縁があったお遍路さんも多いはず。
 きっと有名な方。ご縁があって大変に光栄です。

【第1拝】第7番札所「十楽寺」

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2005.12.20

無料休憩所へ。

 「十楽寺」を後にして、第8番札所「熊谷寺」へ向かって歩きます。
 少し冷えてきたかなぁ?
 足の痛みも復活しています。
 お腹すいた…。

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 「しんたかおだにばし」を渡りかかった辺りで…へたりこみます。
 第7番札所「十楽寺」でツアー添乗のお坊さんにいただいた…お菓子をウェストバックから取り出し静かに食べます。
 残り少なくなった…ペットボトルのお茶をグイと飲みます。
 とりあえずの空腹感は去ります。

 コンビニ、商店がありそうな雰囲気は無く…。
 バス停も見あたらず、車の通りも少なく、もちろんタクシーなんか通りません。
 日が落ちるにしたがって、どんどん気温も下がります。
 正直なところ「ヤバいかも?」なんて思ってしまいます。

 よもや行動不能に陥るようなことは無いにせよ、先には進めない、中断して帰路へ付くことも出来ない、補給も難しいみたい…。
 どの方法も難しい微妙な地点のようです。

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 平行して伸びる徳島自動車道では、バンバン車が走っています。
 土成ICがすぐ近くです。
 これまでは、横目に見える…高速で走り去る車のように快適に通過していましたが、この度はなかなかの難所になってしまいました。

 時に16時17分。改めて擱座地点から第8番札所「熊谷寺」へ向かって歩き始めます。
 石段で時間を取ると、間に合わないような気もしてきます。
 痛みが増してきた左膝裏を、誤魔化し誤魔化し…ぽとぽと進みます。

 時に16時24分。ビニールハウスを見つけます。
 「お遍路に接待致します。」手書きで味のある看板が何枚か立っています。
 「入れてもらおうかな~!」なんて喜んでしまいます。気持ちは、この地点で中断そして帰路へ付くことに切り替わりつつあります。

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 入り口を探していると…。
 「お遍路さ~ん!入ってきなさいな~!」と先に声がかかります。
 遠慮なくビニールハウスへ入ります。

 ストーブで暖まった空気に、何とも言えない安心感を覚えます。
 長椅子に案内され、それからの大変なご接待です。
 お茶、果物、お菓子、芋をふかしたの、干したの…いつでも出せるように準備されているのですね。恐れ入ります。

 「今日は…8番さん間に合いませんねぇ…。麓まで辿り着いても石段を登れないかも?」あたりから話し始めます。
 「まだ間に合いそうだけど。足痛い?」心配させてしまいます。
 「いえいえ…バス停でもあれば帰ろうと思っていたぐらいですから。」
 これから、今日の流れらしく長い遍路話です。

 「歩いて来ててもバス停が無いのでビックリしました。なんとか成るつもりでいたら…不安になっていたところです。」簡単に本日の行程を話題にしながら…。
 「町営バス路線も廃止になりましてねぇ。だいぶん南に徳島バス通りますけど本数は少ないです。」
 「最寄りJR駅は『鴨島駅』になります?」お尋ねします。
 「そうです。歩けば2時間。車なら20分ぐらいです。」とのこと。なるほど、7~8Kmぐらいでしょうか。
 しばし、帰り道の話です。

 話題は移り変わって、少々突っ込んだ話になります。
 「なぜ遍路を?」とのご質問です。
 「1拝目は数々のドタバタの後に供養のために…。」
 「2拝目は、1拝目を車で楽に行ってしまいましたので…他は色々と思うところもありまして…考える時間も多くとれますし。」あたりからお答えします。
 ほか、話題は広がります。

 ビニールハウスのご夫妻は、別の場所で民宿を経営されているそうです。
 この寒い時期は、お接待所も民宿も利用される方が少なくなって…寂しそうな感じです。
 第1番札所「霊山寺」からスタートして、初日、2日目あたりで良い区切りになるかと思います。
 是非、どちらも多く利用していただけたらと思います。

 軽トラおじさんの登場です。
 「姿が見えないので心配したよ。」とのことです。
 「8番さん…あきらめました!」照れながら…お答えします。

 3人揃ったところで、遍路話は再開です。
 軽トラおじさん、ハウスおじさんと顔見知りのようです。
 きっと、見かけたお遍路さんが心配になったら立ち寄ってみたりするのでしょう。思いがけず難しい区間になりましたので…今を思えば心強い限りです。

 軽トラおじさん曰く…、
 「今までたくさんのお遍路さん見てきたよ。」とのこと。
 思わず聞いてしまいます。
 「泊めてあげたり、温泉とか別格さんとか連れて行ってあげたり…?」
 「あるある!途中から88番最後まで軽トラで一緒に行ったこともある。」
 あ~やっぱり。
 第7番札所「十楽寺」での別れ際の予感は確定です。
 たぶん「88番最後まで…」は違うお遍路さんですね。
 ご縁は思いがけず有るものです。

 ここで記念撮影です。
 ハウスおじさんの奥様は…遠慮なさって引っ込んでしまわれます。
 何枚かの写真は、次の再スタートの時、他の用事でも近くに寄りそうなときに届けたいと思います。

 「JR駅まで乗せていってもらいなさいな?」ハウスおじさん
 「どうぞ。乗って!乗って!」軽トラおじさん
 「…お言葉に甘えて…お願いします。」
 期せずして、JR鴨島駅まで送っていただけることになりました。
 帰路について悩んでいたところ…すごく助かります。

 「落ち着きました。ありがとうございます。」お礼を申し上げます。
 時に16時57分。無料休憩所を後にして、軽トラおじさんに従い帰路につきます。

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2005.12.22

6日目終了です。

 無料休憩所を後にして、お言葉に甘え…軽トラおじさんのトラックに乗り帰路につきます。
 軽トラおじさんは帰路から全くの逆方向になり、さらに軽トラおじさんは遠方までお帰りになるところ…JR鴨島駅まで送っていただけるとのこと感謝感激の至りです。
 約8Km…往復で16Km分のお時間、お手間を割いていただいて大変に恐縮です。

 車内では、これまで何度にも渡った長話が継続します。
 脱線転覆も時折に…これまで通り。
 ぶっちゃげた話、ある方面の脱線も長らく久しいので、ある意味では痛快であったりもします。

 20分ほどでJR鴨島駅です。
 「ご縁がありましたら…またお会いできますことを。ありがとうございました。」
 改めて、お礼を申し上げてお見送りします。
 …何となく、再会は無さそうな気もしますが…通しで逆打ちしていると再会できそうでもあります。

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 わたしはこれまで、遠方は別にして…歩きの区切り遍路では帰路の段取りをしていませんでした。
 ところが、何だかんだで「スタート地点まで送っていただけたり。」「最寄りJR駅まで送っていただけたり。」しました。
 言えば、「人が多い区間」と甘い読みもありましたが、たまたま偶然に「車の『お接待』を受けることが出来た。」と言っても過言ではありません。
 わたしは、これから続く難所に向かって「車のお接待は無いもの」として理解しないといけないようです。そんなに毎回、都合良くは拾ってくれない…という意味で。
 お大師様の思し召しは、時に暖かく、時につらく…厳しくと思っています。

 何分も待たないうちに普通列車がホームに入ります。
 時に17時22分。徳島行きに乗り込みます。
 下校、退社の時刻に重なり、多くの人が乗り降りします。
 お邪魔にならないように、笠を膝元に持ちます。デイパックは降ろすと、汽車から降りるときにドタバタするので背負ったままです。妙に少し浅い座り方です。
 …かなり目立っているようです。きっと「スマートな方法」があるはずです。

 時に17時55分。降車の時には、他の乗客の方々ともつれないように気を遣います。
 徳島駅では、幸いにも数分の連絡でバスに乗ることが出来ます。

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 定刻に発車したバスは、自宅近くのバス停まで「通常の3倍」の時間がかかります。
 速くなれば「シャア専用」ですが、遅くなるのは「ただの渋滞」です。
 道中、ウトウトしてしまいます。これはこれでよろしい…としてください。
 不思議なもので、降りる停留所が近くなると目が覚めます。

 バス停から、微妙に足の痛みを感じつつ…歩きます。
 時に18時57分。無事に帰着です。

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2005.12.24

ラクティス買ったょ!

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 奇しくも、クリスマスイブにトヨタ「ラクティス」が納車です。

 三脚持参、大騒ぎして、完成車駐置き場で記念撮影。
 担当営業さん…お世話になりました。お騒がせしました。

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 引き渡しを受けてから、シートポジション調整の後、体を馴染ませるために軽くドライブ。
 90Kmほど。どこが軽くやねん。
 なにげに、第1番札所「霊山寺」へ立ち寄ります。

 これからラクティスは、通勤、車遍路に活躍の予定です。
 車中泊も楽々に可能です。

 8年半乗り続けた…ダイハツ「シャレード」。
 ありがとう。
 そして、さようなら。

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