大宝寺で出会ったおばさん宅へ訪問。
大宝寺で出会ったおばさん宅へ訪問。
第2期4日目を終了した数日後、44番札所「大宝寺」で出会った遍路のおばさんから、丁寧な葉書を頂いていました。
返信には、当時の3人で写っている写真を同封したところです。また、11月下旬に遍路を再開する旨も記しておきました。
その数日後、またまた丁寧なお礼の葉書を頂戴します。写真のお礼の他に、巡拝で近くを通るときには是非立ち寄ってくださいと…。
社交辞令で「近くに立ち寄りの際には…」と挨拶代わりに記すことも有ろうかと思いますが、葉書には参拝に利用しそうな道からの詳細な道案内が記されています。
…これは参上しないとイケないような気がしてきました。
前神寺近辺で昼食を済ませてから、さらに国道11号線を東進します。
いよ西条ICから松山自動車道に流入です。料金所3つ分…三島川之江ICで流出です。
ナビには65番札所「三角寺」を入力しておいたのですが、ICから県道へ出る交差点の三角寺へ案内板は右折です。ナビは左折を案内しています。ちょっと悩んでしまいます。
路肩で停車して、おばさんの家をナビに入力し直します。まるっきり三角寺への往路と同じようです。
何Kmも走らないうちにナビの案内は終了です。
相当近くまで来ているはずですが、おばさんの家が分かりません。予想はしていましたが…。
他に車も通っていないので、徐行しながら表札を見ていきます。
「ここだ!」と思ったところで降車、チャイムを鳴らして待ちます。家の中から男性が出てきます。
「以前に、おばさんとお寺で会いまして…かくかくしかじか…」と訪問した理由を伝えます。わたしは白衣に輪袈裟なので、話はすんなり通りますが…違う家のようです。
曰く「この近くは同じ姓が多い。」とのことで、親身にお話を聞いて頂いた上に、2軒ほど一緒に探して頂けました。
結局、見つからなかったのですが、丁寧にお礼を申し上げてお別れします。
通りを1本変えて同じことします。。。
すぐに、「ここだ!」と思われる表札を見つけます。車が邪魔にならなさそうなところで降車です。ホントに同じ姓が多い…。
玄関でチャイムを鳴らして待つと、女性が出てきます。
先ほどと同じように「以前に、おばさんとお寺で会いまして…かくかくしかじか…」と事情を説明しますと…女性は「なるほどね。」と言う感じで話を聞いてくださいます。
「少し待っててくださいね…。」と女性は廊下の奥へ入って、戻ってくるときには手に住宅地図を持っておいでです。これは手堅いですよ。
すぐに見つかります。通りと、角から何軒目をバッチリ覚えます。
丁寧にお礼を申し上げて後にします。
…お遍路さんが、お土産とアルバムと葉書を持って他のお遍路さんの家を探している構図だったわけで、ある意味ちょっと変だったかも?
お尋ねした2軒とも、門前払いとかじゃなく…親切にしていただけて嬉しかったです。本当に助かりました。
いよいよ到着です。時に14時30分…予定の範囲内です。
車は邪魔にならないよう…うまく隠せるところがありました。
「こんにちわ~!」と声を掛けながら歩いていくと…いきなり庭に出てしまいます。
おじさん庭で作業されてます。
おばさん部屋でくつろいでおいでのようです。
立ち上がったおばさん、窓越しにわたしの姿を見つけ…一瞬驚いた様子の後、嬉しそうに出迎えて頂きました。
「今日あたり近く通ると思っていたらホントに来てくれた~。どうぞ玄関へお回り下さい。」
改めて、玄関からお邪魔します。
「こんにちわ~。」と居間に通して頂くと、先にご近所のおばさんが遊びに来ているそうです。気にしないで一緒にお茶どうぞとのことです。
徳島土産を差し出しながら…「突然、厚かましくも本当にお邪魔してしまいました。」と恐縮しながら。。。
「いえいえ…葉書には辿り着けるように詳しく書いておきました。迷わず来られましたか?」
「聞きながら来ました。大丈夫です。」
「それは良かった。ホント良く来られた。嬉しい。」
お茶から、お菓子から大変なご接待が続きます。
わたしは、1番札所からの写真をアルバムに整理しています。もちろん、この時も持参しています。…第2期終了までで5冊有ったりします。
おじさんも部屋に戻っておいでまして、お近所のおばさんもご一緒に順番にご覧頂きます。
皆さんそれぞれの思い出話もしながらで…「ここ良かったよねぇ」「ここは着くまでに迷うよねぇ」などなど積もる話も多く。
アルバムはお褒めの言葉を頂きます。
「整理も出来ているし…写真もキレイ。家宝になるから大事に持ってなさいね。」
「そうします。ありがとうございます。」
話の流れは、わたしの昨日今日の遍路話、これからの予定になります。
「今日は『三角寺』で終わりにしようと思ってます。『雲辺寺』までは行けたら良しぐらいで。」とご相談です。
「それで良いじゃないですか?区切りも良いし。無理しなくても大丈夫。」
ちょっと不安が残っていたのですが、1度、結願されている方のお話で安心しました。
半時間ほど話も尽きず…ひとしきり賑わった後、名残惜しみつつ、おいとまさせて頂くこととなりました。
玄関先まで見送って頂いて、おばさんの家を後にします。
65番札所「三角寺」へ向かいます。

| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52052/2208974
この記事へのトラックバック一覧です: 大宝寺で出会ったおばさん宅へ訪問。:



コメント