第21番札所 「太龍寺」
第21番札所 「太龍寺」
平成16年9月20日 16:47
ハッキリ言って、車では12番「焼山寺」よりキツいです。歩き遍路は言うまでもないでしょう。
ロープウェイも敷設されていますが、敢えて利用しませんでした。
「ロープウェイは高い。」と言う、先人の言葉を信じていたからです。
価格については敢えて掲載しません。価格自体に変動もあるでしょうし、「高い」「安い」の判断は、わたしは出来かねます。
わたしは、阿波での難所は「焼山寺」ではなく「ロープウェイを利用しない太龍寺」 と思っています、
…わたしは、おとなしくロープウェイを利用したら良かったかな?とも思っています。
到着時間からお察しいただけたと思いますが、納経所の閉まる時間まで刻が迫っていました。
駐車場より、1.5Km弱の山道をダッシュで駆け上がりました。
失礼ながら、本堂、大師堂は後回しで…兎に角「17時の納経所到着」と、まさに死に物狂いで走りました。間に合っても、間に合わなくても走るとの決心です。
奮闘むなしく、仁王門をくぐり納経所に辿り着いたときには17時10分ほどとなってしまいました…納経は日を改めるとして…と、あきらめかかっていたら…。
納経所の明かりがついて、中に人がいるではありませんか。
「17時過ぎてしまいましたが、納経お願いできますでしょうか?」恐る恐る尋ねてみました。
「はい。お受けいたします。」とのこと。
手際よく、納経帳に朱印が押され、筆が走ります。
「こちらは、17時過ぎても納経所は開いておられるのですか?」恐れ多くも聞いてしまいました。
「今日は、ロープウェイ山頂駅着の最終が17時なので、少し長めに開いています。」とのことです。
「なるほど…。ロープウェイで山頂に着きました。納経所は閉まっていました。では不満を漏らす方も中にはおいでるでしょうね。次回より時間に余裕を持って参ります。」と、妙に納得してしまいました。
「またロープウェイもご利用下さい。」と促されます。運営母体が違うはずですので営業活動ではないでしょう。確かに、太龍寺はロープウェイで参拝するのが王道のような気もします。
この時、納経所の方にお願いして、参道を背景にわたし自身の写真を撮って頂きました。
後になって見直してみると、ちょっと泣きが入った…ヨレヨレの状況です。
無事に納経も済ませ、順序が後先になって失礼しましたが、本堂、大師堂と参拝します。
広く美しい境内と、手入れの行き届いた建築物、備品に「ある種の感動」を思えます。
苦労して?登ってきましたので、参拝後はほうぼうに散策します。

せっかくですので、ロープウェイ山頂駅も見ておきます。
本堂から石段を下りていくと、17番「井戸寺」で見覚えのある女性2人組の後ろ姿が…乗車直前で声をかけても悪いので、ただ見送るだけです。
ウロウロしていると、男性から声をかけられました。
「○○新聞社の○○と申します。」
「お遍路さんですよね?」「お遍路さんのサイトは持ってますか?」「これ以降、取材させていただいてよろしいですか?」
全てにおいて「はい」以外の答えはありません。
彼らは最終便のロープウェイで、山を下っていきました。
その後、今日現在、何のコンタクトもありませんが…よろしいのでしょうか?
帰路は、日の暮れた山道1.5Km弱を駐車場まで歩きました。
ちょっと怖かったかも?

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