徳島より高速道路を乗り継いで京都へ来ました。
続いて、京都の街並みの整った国道をドライブして参りました。
カーナビの誘導の通り走ってきたら、東寺の裏門に着いてしまったようです。
いきなり、駐車場に困ってしまいます。キョロキョロ見回しながら…道なりに進みます。
結局、東寺の広大な外周を一回りしてしまいました。
何のことはない。
正門の近くに、駐車場への入り口があるではありませんか。
最徐行で入っていくと、門番の警備員さんが近づいてきます。どうやら、駐車料金の徴収のようです。2時間で600円とのこと。ま、こんなものかな?
時に12時50分。いよいよ到着です。
京都府京都市南区九条町の、教王護国寺「東寺」です。
徳島から185Kmを3時間20分での行程でした。
特に疲労感も無く、順調な旅でした。
いきなり境内へ駐車して、降車してしまいました。やはり、静かに横から道路に出て、改めて正門から入り直しです。
白衣を整え、気を引き締めます。


正門を写真に収めていると…。
団体さんの中の1人、平服の男性から声がかかります。
「どちらからおいで?お一人だと写真を撮るにも困るでしょう?撮ってさしあげますよ?」とのこと。
「徳島から来ました!良いタイミングにありがとうございます!お願いします!」努めて爽やかに応えます。
「あら?それは遠方から…。では、カメラをお借りしましょうか?」安心してデジカメを預けます。
無事に、到着記念を写真に収めていただきます。
その後、団体さんと進行方向が同じものですから、件の男性と自然に歩を同じくして進むことになります。
良くしゃべる方で、おかげさまで東寺についても解説を受けました。
正門で一礼。
広大な境内へ臨みます。
先ほど車を駐めたばかりですが、改めて入り直すと気分も変わります。
すでに多くの車が駐まっています。いつの間にか大型バスも何台か入っています。
さて。
件の男性、まだ…しゃべっています。わたしは、すっかり聞き役になってしまいました。
「五重塔は国宝だから、ぜひ見ておくと良いですよ。」
「前回にココへ来た時には、兄さんのような白衣の団体さんが入っていましたよ。」
「今日はガイドの集まりで来てます。」
他にもいっぱい聞いたような気がするけど…印象に残ったのはこの辺り。
「それでは大師堂へお参りに行ってきます。ありがとうございました。」キリの良いところで声をかけます。
「大師堂は…さらに奥の正面ですよ。行ってらっしゃい。」丁寧に見送られます。
境内の中程で、団体さんとは別の進路を取ります。



案内を受けた通り進むと、御影堂(大師堂)です。
これまで、四国霊場で行ってきたのと同じ手順で参拝します。
ロウソク立て、線香立てもあります。見慣れた「納札入れ」の箱もあります。
当然、賽銭箱もあるわけで…。大きな節目だから、奮発しようかと思ったけど…入れた金額は秘密。
とにかく、どこを見てもスケールが大きい。
境内も広大でありますが、大師堂も四国霊場では考えられないぐらい大きい。

順路に従って納経所へ。
これまた大きい。仏さまもお祀りしてあって、「納経所の看板」が無ければ「どこの寺堂かな?」と思ってしまうでしょう。
仏像も国宝だそうで、納経所の中では写真撮影、スケッチは禁じられています。
窓口は2つあって、それぞれ初老の男性と、初老の女性が務められていました。
列に並んでいたら女性の方にお願いすることになりました。
力強く、丁寧に朱印が押され、筆が走ります。
「お疲れさまでした。」静かに納経帳を受け取ります。
ちなみに、料金は四国霊場と同じく300円です。
「御影」を渡されなかったので尋ねてみました。
「…お姿はいただけます?」
「100円です。」とのこと。別料金とはビックリしました。
どんな立派な「御影」が出てくるか期待しました。もしかしてカラーかな?
ところが、白黒の良く見かけるものでした。
兎に角。
これで、5年6ヶ月に渡る、第2拝も含めた四国別格二十霊場への巡拝の旅も一段落を迎えました。
楽しかったこと、苦しかったこと…昨日のことのように思い出されます。
感慨無量です。
時間はまだまだ残っています。
しばし散策します。
大型バスも増え、いくつかの団体さんが動いています。
気がつけば、外人さんも多い。それは、京都の数ある名所の中でも、指折りのポイントだからでしょうか?
境内が広大なので、団体さんが多く入っても全く問題ありません。
人の流れは、皆それぞれの方向へ進みます。
ところで。
日が照ったり、雲で陰ったり…。微妙に寒い時があります。
一応、白衣の下にはジャンパーを着ているのですが、着ぶくれしてバックパックを背負うとストラップが食い込んでボンレスハムのようです。

せっかくですので、「国宝の五重塔」を拝見しましょう。
見栄えの良い場所を求めて、広大な境内を端から端まで歩きます。
途中、柵で囲まれた一角があって、ココへ入るには拝観料が必要なようです。
立派な庭園が広がりますが、柵の外からでも雰囲気は分かるので、わたしは柵の外から眺めていました。


大きな寺堂が立ち並びます。
やはり、教王護国寺「東寺」まで来たら、1度は見ておかないと後悔が残ります。
広大な境内を隅々まで歩いていると、ついに「国宝の五重塔」への展望が良いところを見つけました。
見事な庭園との調和が素晴らしい。
漏れなく写真を撮っておきます。

そろそろ、散策も充足してきました。
駐車時間の終了までには、まだ時間が残っていますが、退出から撤収へ準備を始めます。
正門で一礼。
退出します。


東寺へ到着した時には、団体さんと鉢合わせになって…ごった返していた正門も、退出の時には、ちょうど人の波も途切れていたようです。
もっとも、境内にはまだ多くの人が残っています。
元来た時と同じように、正門の横から回って…駐車場の料金所の前を通って、境内まで戻ってきます。
境内の1部が駐車場になっていて、わたしもその一角に駐車していますので。

ふと気がつけば、目前に「国宝の五重塔」が見えます。
未練がましく散策していた訳ではありませんが、五重塔は色々な方角から見えるので、偶然にベストポジションを確保できることもあります。
面白い構図で撮れそうなので、漏れなくデジカメに収めておきます。ちょっと残念な写り込みもありますが…「絵はがき」にも出来そうな優秀な作となりました。
時に14時10分。教王護国寺「東寺」を後にして、帰路につきます。
再び、高速道路を利用しての移動です。

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